大切な恋人との将来を考えたとき、気になるのが「入籍前に同棲するべき?それとも、しないほうがいい?」ということですよね。
一度も一緒に住むことなく入籍するのは不安だけど、入籍前に同棲してしまうことのデメリットもあるんじゃ・・・?

そんな不安を抱える方へ向けて、本記事では、入籍前に同棲することのメリットとデメリットを解説していきます!
自分の考えをまとめたり、恋人と話し合ったりする際の参考にしてみてくださいね。

目次

入籍前に同棲するメリット

大好きな恋人と幸せになりたい!そんなカップルの多くは、入籍を考えることでしょう。
しかし、そんなタイミングで「その前に同棲するべき?」ということが気になってきますよね。


入籍前の同棲には、いろいろなメリットがあります。ここでは、入籍前に同棲するメリットを4つ、ご紹介します。

1.相手の生活習慣がわかる

入籍前に同棲すると、相手の生活習慣を知ることができます。
交際期間が長かったり、旅行やお泊まりデートをたくさんしてきたりしたとしても、一緒に住まないとわからない習慣はいろいろとあるもの。


例えば、「朝に強いのか、弱いのか」

「食事の際にテレビ等を見るのか、見ないのか」

「洗濯の頻度はどれくらいなのか」

「部屋がどの程度散らかったら片づけたくなるのか」などといった生活習慣は、一緒に住んでみないとなかなかわかりませんよね。


生活習慣は、人によって千差万別です。
恋人にとっては普通の習慣でも、あなたにとっては耐えがたいものもあるかもしれません。また、その逆のことも有り得ます。


入籍前にお互いの生活習慣を知っておくことで、習慣の違いを埋めるために2人で話し合ったり、対策をとったりすることができます。

2.結婚に向けて一緒に準備できる

入籍前に同棲すると、結婚前の準備を2人で行うことができます。
結婚というのは、いろいろと準備が必要なもの。両方のご家族へご挨拶をしたり、結婚式をする場合は結婚式の準備をしたり、入籍にあたって手続きを行ったり、準備はとても大変です。

そんなとき、別々の家に住んでいると、話し合いの時間をとるのが難しかったり、顔を合わせて話せないことでコミュニケーションがすれ違ってしまったりするかもしれません。

その点、一緒に住んでいると、コミュニケーションをスムーズにとることができ、準備が進めやすくなります。


結婚の準備は大変なものですから、少しでもスムーズに進められると助かりますよね。
また、まめなコミュニケーションをとり協力して準備を進めることで、2人の愛がいっそう深まるかもしれません!


3.お金を貯めやすい

入籍前の同棲には、お金を貯めやすいというメリットもあります。
結婚するためには、いろいろとお金がかかります。少しでも貯金しておけたら嬉しいですよね。

2人で住むことによって、家賃や水光熱費を浮かせたり、食費を節約したりすることができます。
お出かけしなくてもおうちで一緒にいられますから、お出かけデートが減って、そのぶんの節約もできるかもしれませんね。


2人の貯金箱を作ったり、共有の口座を開設したりすることによって、絆を深めつつ貯金を頑張るのも、楽しいかもしれません。

4.長く一緒にいられる

当たり前のことかもしれませんが、入籍前に同棲すると、長く一緒にいることができます。
一緒に食事を作ったり、テレビ番組を見たり、お喋りをしたりする何気ない時間が、2人の愛をいっそう深め、前向きで幸せな結婚へつなげてくれることでしょう。

また、大切な恋人と、何気ない時間をたくさん共有することで、今まで以上に仕事を頑張れたり、プライベートを充実させられたりするかもしれません。
いつでも恋人がそばにいてくれるという安心感は、2人に余裕と自信を与えてくれます。

入籍前に同棲するデメリット

入籍前の同棲には、たくさんのメリットがあります。しかし同時に、デメリットも数多く存在します。
メリットだけを見て同棲を開始したら、取り返しのつかない後悔をしてしまうことになるかも。

そうならないために、デメリットもよく理解しておきたいところです。
ここでは、入籍前に同棲するデメリットを4つ、ご紹介します。

■結婚したときにけじめがつかない

入籍前に同棲すると、いざ結婚したときにけじめがつかない恐れがあります。
同棲しているので、入籍時にはすでに一緒に住んでいることになりますよね。

そうすると、結婚前と結婚後で生活がほとんど変わらないため、結婚の実感がわかない場合があります。

結婚は、この先も長く一緒に過ごすことを心に誓ってするもの。

せっかく決意したのに、実感がわかないと、相手への感謝や愛が薄れてしまう可能性もあります。

新鮮味にも欠けるので、恋のドキドキがより早く失われてしまう可能性も。
これを防ぐためには、「同棲しても、結婚するまでは寝室は別にする」

「同棲しても、結婚するまでは周囲にその事実を公表しない」など、結婚前と結婚後で生活に変化が出るよう、工夫をすると効果的です。

■結婚を先延ばしにしてしまう

入籍前に同棲すると、結婚を先延ばしにしてしまう恐れがあります。
すでに一緒に住んでいるため、結婚してもしなくても、生活自体は今とほとんど変わりません。

また、明日結婚しても、来年結婚しても、大きな差はありません。


結婚するためには、周囲への挨拶や書類上の手続きなどをしなければならず、少し面倒に感じてしまいますよね。
同棲していると、「来月でもいいか」「来年でもいいか」「まあ、もう少し延ばしてもいいか」と、
どんどん先延ばしにしてしまう可能性があります。

そのまま結婚適齢期を逃したり、場合によっては結婚できずに破局してしまうパターンも。

これを防ぐためには、「同棲開始から1年後に入籍手続きをする」など、期限と行動を具体的に定めて、約束するとよいでしょう。書面に残したり、信頼できる第三者の前で宣言したりすると、より効果的です。

■相手のいやなところが見える

入籍前に同棲することで、相手のいやなところが見えてしまうというデメリットがあります。
結婚する前にお互いのことをたくさん知れるのはよいことなのですが、それは、裏を返せばいやなところもいろいろと見えてしまうということ。

いやなところばかりが目についてしまうと、同棲を解消したくなったり、結婚を考え直したりしたくなってしまうかもしれません。

結婚のために同棲を開始したのに、相手のことを嫌いになったり、相手に嫌われたりしてしまったら、元も子もないですよね。

これを防ぐためには、日頃から小さなことでも感謝を伝えるようにしたり、どうしても我慢できないことについては相手に伝えて改善してもらうようにしたりするとよいでしょう。

「直してほしいところ」について話し合う機会を、定期的に設けるのも効果的です。

■ひとりの時間を確保できない

同棲すると、ひとりの時間を確保することが難しくなります。
各自の部屋を用意していたとしても、別の部屋にいる相手の生活音が気になったり、用事があって話しかけられたりするため、ひとりの時間を確保することは難しいといえます。

家賃を抑えるためにひとり部屋を用意していなければ、よりいっそう、プライベートな時間はなくなります。

ひとりの時間を確保できないと、ストレスがたまってしまったり、一緒に住むことがいやになってしまったりするかもしれません。

その結果、ケンカやトラブルにつながってしまうことも。
そうならないためには、ひとりになりたいときに「今は声をかけないでね」というカードを部屋のドアの前にかけるようにしたり、たまにはネットカフェやビジネスホテルなどで息抜きをしたりするようにするとよいでしょう。

まとめ

入籍前の同棲には、メリットもデメリットも数多く存在します。
どちらが正しいといったことはなく、自分たちに合った方法を選ぶことが大切です。
メリットとデメリットをよく吟味して、2人でたくさん話し合ってください。
2人が幸せになれる道を自分たちで選ぶことが、何よりも大切です!