お付き合いを始めてからしばらく経つと、「この人と同棲したい!」と思うこともあるでしょう。



社会人なら生活、金銭面ともに安定しているため、同棲を始めても問題ないことが多いと言えます。


しかし、「学生」となればどうでしょう?勉強がメインですから、生活のためにバイトばかりするというわけにはいきませんよね。


そこで今回は学生が同棲するのはありなのか、それともまだ早いのかについて深堀してみましょう。


この記事を読むことによって、学生が同棲するメリット、デメリットが分かるので、考えている方は参考にしてみてください。

目次

学生が同棲するのはあり?なし?


ではさっそく、学生が同棲するのはありなのか、なしなのか見ていきましょう。


大学生ならあり

学生のうち、高校生以下はまだ早いですが、大学生ならありでしょう。

大学生なら時間に余裕がある場合が多いですから、同棲のための生活費を稼ぐ目的でバイトの時間を増やしたり、家事の時間を取ったりすることが可能です。

しかし、高校生となると学校と部活で手一杯になりがちで、生活費が足りないだけでなく、家事がほとんどできない可能性があります。

何より、万が一何かトラブルや事件が起こったときに、高校生では自分達だけで対処できないことが多いため危険です。


このような理由から、大学生なら同棲はあり、高校生ならやめておいたほうがいいと言えます。


親が反対するならやめておく

大学生同士の同棲であっても、どちらかの両親、あるいはどちらの両親も反対しているのであれば、同棲はやめておいたほうが良いでしょう。

大学生であっても、同棲中に起きたトラブルを絶対に2人で対処できる保証はありません

同棲をしたことで両親に心配をかけてしまっては、大学を卒業したあとに結婚したいと思っても承諾してもらえない可能性もあります。

親の反対を押し切っての同棲は上手くいかないパターンが多いですから、同意している場合にしておきましょう。


学生が同棲するメリット・デメリット


学生が同棲するメリットとデメリットは以下のとおりです。良い点、悪い点を知ってから同棲を決めたほうが、あとあと2人の間でトラブルが起きにくいため、ぜひ参考にしてください。


学生が同棲するメリット

学生が同棲するメリットは主に以下の5つです。


共同生活について学べる

同棲をすると、掃除や洗濯、料理など家事を行うことになります。

どちらか一方がやるのではなく、基本は2人でやるはずですから、共同生活とはどういうものかを体験することが可能です。

実際に共同生活をしてみると、イメージとは違う点も見えてくるでしょう。

大変なこと、嬉しいこと、感動することなど、いろいろな体験ができるのは同棲のメリットです。


生活費がどれくらいかかるか勉強になる

実家暮らしだと、食費や水道光熱費がいくらかかっているか、正確には把握しにくいものです。

自分では払わず、親に払ってもらっている人が多いのではないでしょうか。

しかし、同棲をすれば全ての生活費を自分たちで管理することになります。

2人暮らしの場合、食費はいくらかかるのか、水道光熱費はいくらなのかなど、生活費がどれくらいかかるのか学ぶことが可能です。

全く知識がないと、結婚後に大変な思いをする場合もありますから、そう言った意味では学生時代に同棲しておいたほうが良いかもしれません。


一人暮らしより安全(女性の一人暮らし)

女性の場合、一人暮らしより彼氏と同棲したほうが安全というのもメリットです。

女性一人の一人暮らしは、ストーカーに狙われたり、下着泥棒にあったりなど、危険な目に逢ってしまう危険性が高いと言えます。

彼氏と同棲していれば用心棒になってくれますし、ストーカーや下着泥棒に狙われにくくなるので安全です。

もし一人暮らしで不安を抱えているなら、「ストーカーが怖いから」と言って両親を説得するのも一つの方法でしょう。


一緒にいる時間が長くなり仲が深まる

同棲生活をすると、別々で暮らしていたときよりも2人でいる時間が長くなります。

デートだけでは見えなかったお互いの一面を垣間見ることができ、仲が深まりやすいのも学生の同棲のメリットです。


そのまま結婚に進む場合も

同棲生活は結婚生活と似ていますから、学生のうちに同棲しておくと、卒業後そのまま結婚に進みやすいのもメリットの一つです。

「この人と結婚したら毎日が楽しそう」「2人ならやっていけるかも」と思うと、初めは結婚を考えていなかったカップルでも、結婚後すぐにゴールインしてしまうケースもあります。

「とはいえ、同棲すると結婚が長引く可能性もあるよね」と思う方は、結婚を前提に同棲するメリットとデメリットの記事をみてください。

▶︎結婚を前提に同棲するか迷う!同棲のメリット・デメリットを比較


学生が同棲するデメリット

続いて学生の同棲のデメリットを4つご紹介します。


ケンカが増えることがある

同棲生活をして2人でいる時間が増えると、仲が深まるどころかケンカが増えるカップルもいます。

今まで知らなかった一面がプラスになれば良いですが、「イライラする」「ムカつく」などマイナスになってしまえば、ケンカがどんどんと増える可能性が。

その結果、同棲を解消するだけでなく破局するカップルもいることは、頭の中に入れておいたほうが良いでしょう。

また、倦怠期も訪れやすくなります。同棲中の倦怠期に不安を感じている方は、以下の記事を読んでみてください。

▶︎恋人にイライラ!同棲中の倦怠期。原因や乗り越え方など徹底紹介!


親に許してもらえないことも多い

学生の同棲は社会人同士の結婚と比較すると、親に許してもらえない可能性が高いと言えます。

「未成年のうちはダメ」「学生の同棲なんて早い」と考える親は少なくないですから、なかなか許可をもらえないのは学生の同棲のデメリットです。


お金が足りなくなる

学生の同棲であっても、2人分の生活費はある程度まとまった金額になります。

バイトで生活費を稼げれば良いですが、学校が忙しくてあまりバイトに入れず、途中で足りなくなる可能性があるのも学生の同棲のデメリットです。


自分の時間がなくなってイライラする

自分の時間を大切にしたい人だと、同棲を始めたことで「自分の時間がない」とイライラする可能性があるのもデメリットでしょう。

もし「1人の時間がないとだめ」「他人と24時間一緒にいるのは苦手」と少しでも感じるなら、同棲をすべきかよく考えたほうが良いです。


学生の同棲生活がうまくいくコツ


同棲生活を始めたら、誰でも「うまくいかせたい!」と思いますよね。

相手とケンカをすることなく楽しい同棲生活にするためにも、今からご紹介する4つのコツも頭に入れておきましょう。


共同生活であることを忘れない

同棲生活は「共同生活」であることは、どんなときでも忘れないようにしましょう。

実家暮らしや一人暮らしのときの感覚でいると、家事を任せっきりになったり、生活費のことを考えずに浪費してしまったりとトラブルにつながりかねません。


お金の管理はしっかりと行う

「ガス代が足りない!」「あと1週間あるのに、食費が1,000円しかない…」と言った状況にならないよう、お金の管理はしっかりと行いましょう。

お金の使い方をお互いが考えられるよう、管理は2人で行うのがおすすめです。

また、相手と金銭感覚が合わない場合、ストレスにもなり得ます。

お互いの金銭感覚をしっかり認識しあった方がストレスやトラブルを抑えれますので、おすすめです。

▶︎彼氏と金銭感覚が合わなくて不安!これってどうすればいいの?


お互い自分の時間も作る

いつ、どんなときでも2人で過ごすと、たとえ結婚している夫婦であっても息が詰まるものです。

同棲生活をうまく送るには、誰だって自分の時間が必要

友達と遊びに行く予定を入れたり、1人で買い物をする時間をもらったりと、お互い自分の時間を作ることも忘れないようにしましょう。


親が反対し始めたらやめる

もし同棲の途中で親が「やっぱりやめたほうがいい」と反対し出したら、素直に従うことをおすすめします。

親に心配をかけたままだと、やがて同棲生活はうまくいかなくなります。

それが原因で破局してしまわないよう、親の意見には学生のうちは従っておきましょう。

親が反対しても、しっかり話しあい、折り合いをつけることで同棲を認めてくれるケースもあります。

「学生が同棲すること」でよくある質問

学生が同棲することに関して、よく出てくる質問をご紹介します。

学生が同棲することのメリットは?

メリットは若いうちから共同生活を体験できること、女性の場合は1人暮らしよりも安全だというメリットがあります。

またカップルとして一緒にいる時間が長くなり絆が深まりやすい、そのまま結婚に進む場合もあります。

学生が同棲するデメリットはある?

近くにいすぎて、同棲相手と喧嘩が増える可能性があります。

乗り越えれれば問題ないですが、喧嘩が多く破局するカップルも存在するのはデメリットです。また、親元にいるときよりも金銭的な不安が増えるのもデメリットです。

まとめ

学生の同棲は大学生であれば親に反対されにくく、生活も安定しやすいのでよいでしょう。



ただし、社会人の同棲よりはトラブルが発生しやすいので、「うまくやっていけそうか」「大きな問題はないか」をよく考えてから同棲を決めてくださいね。