高校生同士でお付き合いしているカップルは、大学進学後にも上手くいくのでしょうか?


残念ながら、お別れに至るカップルもたくさんいます。


今回は、高校生カップルが大学進学後に別れることになる理由と、長続きさせるためのコツを解説します。


「彼氏が大学生になって、離れ離れになるから不安・・・」、「お互い大学生になるけど、上手くいくのかな?」と心配になっている人はぜひ参考にしてください。

目次

高校生と大学生では「環境」が違う!


高校生カップルが、どちらかまたは両方の大学進学を理由に破局してしまうことがあります。


高校生カップルが大学進学後に別れてしまうのは、「環境の違い」が大きな理由になることが多いです。

高校生と大学生では、それぞれの環境がまったく異なりますよね。


高校生と大学生の環境の違いが、カップルの破局につながることが多いのです。


特に破局につながりやすい要素は、「授業」、「休日」、「交友関係」の3つです。


授業の受け方の違い

高校生と大学生では、「授業の受け方」が違います。


高校生は、1年間1つのクラスに所属し、クラスのみんなで同じ授業を受ける場合がほとんどですよね。
しかし大学生は、どの授業を受けるかを自分で決めることができます。


高校生のような「クラス」というものは存在せず、自分で時間割を自由に決められるのです。

そのため、高校生は毎日同じ時間に登下校しますが、大学生は毎日異なる時間に登下校することになります。

高校生同士のカップルだと2人の生活リズムが揃っているため、予定も合わせやすいですよね。
しかし、高校生と大学生のカップルや、大学生同士のカップルだと、2人の生活リズムがバラバラになってしまいます。


生活リズムがバラバラになることで、すれ違いが増え、破局につながることがあります。


休日の違い

高校生と大学生では、休日のあり方が違います。


多くの場合、高校生は土曜日と日曜日が休日ですよね。
しかし大学生は、時間割の組み方次第で、土日だけでなく平日にも休日を作ることができます。

また、高校生は休日に部活動やバイト、勉強や遊びをすることがほとんどです。
しかし大学生は、それに加えて複数のサークル活動、ゼミ活動、就職活動などをしなければなりません。

大学生は、休日のあり方が変則的です。
それに加えて、大学生は高校生よりも忙しくなる場合が多いです。

休日のあり方が違うと、デートの予定が立てづらくなりますし、ラインや電話でのコミュニケーションもとりづらくなります。


また、お互いの忙しさや予定をなかなか理解してあげられなくなりがちです。
その結果、破局を迎えてしまうカップルも多いのです。


交友関係の違い

高校生と大学生では、交友関係が違います。


高校生は、家族や先生、高校のクラスメイト、部活動の先輩・後輩などが交友関係の基本ですよね。
しかし、大学生になると交友関係はグッと広くなります。


家族や先生、友人、部活動やサークルの先輩・後輩だけでなく、アルバイトの同僚、授業で一緒になった人、友達の友達など、大学生は非常に多くの人と接するのです。

大学生は、1つのクラスで授業を受け続けるのではなく、自分個人で選んで授業を受けるため、すべての授業でそれぞれ新しい人と一緒になります。
そのため、授業で一緒になる人だけで数えても、非常に多くの人と接することになります。

また、大学生の中にはサークルやアルバイトを掛け持ちする人も少なくありません。
大学のサークルに参加する人は高校の部活動と比べて非常に多いため、サークルで出会う人の数も大変多くなります。

交友関係が広がると当然、人付き合いにかける時間やお金も増えていきます。
付き合いの飲み会や友人との遊びが増え、出費もかさんでいきます。


そのため、恋人にかけられる時間やお金がそのぶん減ってしまいます。


交友関係の違いが、カップルの破局につながることになります。


長続きさせるためにはたくさんコミュニケーションをとることが大事


高校生同士のカップルが、どちらかまたは両方の大学進学後も上手くお付き合いを続けていくためには、たくさんのコミュニケーションをとることがとにかく大切です。

高校生と大学生では、環境がまったく異なります。


環境がまったく違うということを理解できないと、彼氏・彼女に対して「どうしてもっとデートしてくれないの?」、「なんでこんなに連絡できないの?」などと不満を抱いてしまうことになりかねません。


不満を溜め込まないためには、お互いの状況をじゅうぶんに理解し、両方が思いやりをもつことがとても大切です。


環境の違う2人がたくさんのコミュニケーションをとるためには、「相手の話を聞く」、「思ったことはすぐに伝える」、「SNSや電話を活用する」という3つのポイントを押さえましょう。


長続きさせるためには、相手の話をしっかり聞こう

高校生カップルが、大学進学後にも上手くお付き合いし続けていくためには、相手の話をしっかり聞くことが非常に大切です。
高校生と大学生では、環境や状況、交友関係、忙しさがまったく違います。


特に、年の差があって片方がまだ高校生のカップルだと、大学生のことはまったくわからないでしょう。
同い年で大学生同士のカップルでも、大学1年生の頃はまだ自分の大学や学部、サークル以外の大学生の生活はわかりづらいはずです。

そのため、彼氏・彼女の状況を常にしっかり理解しておくことが非常に大切です。
「忙しいっていつも言っているけど、具体的にどんな勉強をしているのかな?」、「土日に全然会えないけど、どうしてなんだろう?」といった疑問も、恋人の話を聞くことで簡単に解決するかもしれません。

「彼氏・彼女は、自分の知らない世界にいるんだ」ということを肝に銘じて、しっかりと話を聞くことが大切です。


不満を溜め込まず、思ったことはすぐに伝えよう

高校生カップルが、どちらかまたは両方の大学進学後にも上手く付き合い続けるためには、不満を溜め込まず思ったことはすぐに伝えるということが非常に重要です。

大学生になり、忙しくなったり予定が合わなかったりして、なかなか会えなくなってしまうかもしれません。
時には、連絡することすらままならないこともあるでしょう。


しかし、不満を自分の中に溜め込まんで我慢してはいけません。
不満を溜め込むと、近いうちに2人は破局してしまうでしょう。

どれだけ忙しく、どれだけ会えていなかったとしても、思ったことはきちんと伝えることが大切です。
むしろ、会うことが難しければ難しいほど、思ったことはこまめに伝えたほうがいいです。
なぜなら、会えていなければ、お互いに相手の気持ちがわからなくなっていってしまうからです。

会えないのであればSNSや電話で伝えるのでもかまいません。
「最近会えなくて寂しい」、「今は忙しいからあまり連絡をとりたくない」、「あなたの状況がわからなくて不安」など、どのような気持ちでもこまめに伝えるようにしましょう。


お互いの状況や気持ちがわかりづらくなるタイミングだからこそ、積極的に気持ちを伝え合うことが大切です。


SNSや電話を上手く活用しよう

高校生カップルが末永くお付き合いしていくためには、SNSや電話を上手く活用することがオススメです。

どちらかまたは両方が大学生になると、なかなか予定が合わせづらくなるかもしれません。
そういった場合でも、SNSや電話でコミュニケーションをとれていれば、2人は上手くいく可能性が高くなります。

お互いに無理のない範囲内で、SNSでつながっているようにしましょう。
また、できるときに電話をするのは非常におすすめです。
SNSでの文字でのやり取りより、相手の表情や声がわかる電話のほうが、より相手を精神的に近くに感じやすいからです。

SNSや電話を上手く活用すると、環境の違いによるデートの減少を上手くカバーすることができますよ。



「高校生カップルが別れる」よくある質問

高校生カップルが大学進学後別れることに関して、よく出てくる質問をご紹介します。

高校生カップルは大学進学後別れやすい?

高校生の時とは違い、環境が大きく変わる時期なので、価値観に相違が生まれ別れやすくはなります。しかし、お互いの環境の変化に寄り添うことを意識すれば大学進学後も長続きするカップルももちろんいます。

大学進学後も別れずにカップルでいるには?

環境が変わり、お互い不満を感じることが増えてくるタイミングなので、不満を溜め込まずしっかり話し合う時間を作ることが大事です。

まとめ

高校生カップルの中には、大学進学をきっかけとして別れる人も大勢います。


しかし、2人がお互いのことを思いやり、工夫すれば、きっと壁を上手く乗り越えることができるでしょう。


ぜひ2人で力を合わせて幸せを掴んでくださいね。