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平凡な主婦と歳下イケメンの社内不倫⑩
Twinkle 女性
公開日|2023.11.17
更新日|2023.11.17
罪の意識はあるけど、彼との関係を終わりにはしたくなくて…
この日は同僚のA子とB子の3人でランチに出かけました。
A子「ここだけの話だけどさ、総務課のMさん、実は不倫してたらしくて…最低じゃない!?」
!!
B子「うわー奥さんにバレちゃったんだ。」
私「ヤバいね…」
A子「なんかMさん、元々性格的にアレな人だったし、やっぱりなって感じだったけどねー。」
B子「自分の子供のこと考えたら不倫なんて絶対できないって!普通は。」
一瞬頭が真っ白になりました。
私が当事者でなければ、この話題も単なる噂話の一つとして楽しんでたんだろうけど…
自分に言われているようで胸が痛みました。
2人が私のことを知ったら、こんな風に陰で噂するんだろうか…
絶対に知られたくない。
それでも私は、彼との関係を終わりにしようとは思いませんでした。
T「こんにちは♡」
私「お待たせ♡ 雨だと外も歩けないね…
とりあえず、何か食べない?」
T「あっちのカフェでテイクアウトしましょ。」
車で軽くランチを済ませ、楽しく会話しながらいつもの駐車場に向かっていました。
しかし彼は駐車場には入らず、そのまま通り過ぎてしまいました。
私「…??」
T「…他に行きたいとこないなら、ホテル連れてっちゃいますよ。」
私「え…」
T「ずっと駐車場にいる訳にもいかないでしょ。」
私「そうだけど…じゃあ…そうしよ。」
いつもより強気な彼に戸惑いを感じました。
今日は時間が少ししかないし、私は喋るだけでも全然アリだったけど…やっぱりそうなるよね…
とは言うものの、心のどこかではその期待をしていた自分もいました。
今回も時々会話を楽しみながらの行為でした。
T「下から見ても可愛い。あざとい。笑」
私「Tくんこそ。その顔…かっこよくて、可愛くて、すごく好き。」
耳から首筋まで、焦らしながら唇を這わせると彼の吐息がもれました。
私が攻めていたはずが、Tの攻めには勝てず、そのまま再び彼のペースに飲まれていきました。
時に鋭く私を見つめてくる、かと思えば優しく甘い眼差しに変わる。
私にだけ見せてくれるTの表情。
私は心も身体も癒されて、
彼の気持ちも再確認できて安心しました。
これからも2人でこの秘密を共有しながら、関係を深めていくんだろうか。
もうこの行為を無かったことにはできないし、それなら今を楽しもう。
次は少し遠出して、2人で見晴らしのいいカフェにでも行きたいな…
Tともっと色んな話がしたいし、行ってみたい場所はたくさんありました。
それなのに、まさか…
これが最後の密会になるなんて…
その時の私は微塵も感じていませんでした。
つづく。
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