結婚して10年目の私が知った友達掲示板
結婚して10年の冷めきった私たち
家の中で一緒の時間を過ごすのは、日曜の夜ご飯の時間だけ。
「おはよう」の挨拶なんて、もう3年くらい聞いてないし、言っていない。
実は無理矢理させられたお見合い結婚なのでは？！と自分を疑うくらいお互いに無関心で…結婚する前のラブラブな距離感をもう思い出せないくらい冷めきっていました。
旦那の名前なんて、もう口にしな過ぎてなんて呼んでいたのか悩むくらいでした。
思えば、子供が欲しかった6年くらい前までは一緒に頑張っていたし、不妊治療も一緒に取り組んでたあの時に何かプツンと糸が切れてしまったように思います。
きっとただ、ただ、疲れてしまったんです。
なかなか実らない努力と、ただただお金だけが消えていく治療に二人とも疲れてふと、頑張ることをやめたタイミングがありました。
その時から、少しずつ二人の距離が離れてしまったな…なんて思います。
旦那が九州へ単身赴任へ
もう、一緒に住んでる意味もないのでは？！
そう思い始めた矢先の日曜の夜、旦那が突然話しかけてきて、
「来月から九州に転勤になった。一緒に行くか？」
即答で、いきません。
とは言えなかったものの、少し悩んだ末に単身赴任をお願いすることに。
単身赴任とはいえ、国内なので会おうと思えば毎月でも会えるそんな距離感に少しホッとしたのがその時の私の本音でした。
こんなに会話もしないし、距離もとっているのに
「今すぐ別れよう」
そんな気持ちが生まれなかった自分に問答しながらも
少し距離を置いて、旦那のことを考えられると思うと気が楽になったのかなって今は思います。
単身赴任が始まり、10年以上ぶりの一人暮らしが始まりました。
冷めきっていたとはいえ、ずっと一緒に住んでいた家だったので一人シーンとする時間が不思議な感覚でした。
ネットの友達が欲しくてTwitter始めた
一人暮らしになって最初の4ヶ月くらいは、自由で気を使わない生活を楽しんでいたものの、徐々に寂しさだったり、一人でいて倒れたりしたらどうしよう…。
みたいな、健康体なのに体の心配をし始めてしまったりと「不安」がどんどん大きくなってきたので、今までアカウントはあったけど発信したことがなかったTwitterを開始。
若い頃に作ったアカウントは恥ずかしかったので一から作り直し、同世代ぽい方をフォローしていきました。
安心したのが、意外とアラサーでも毎日投稿している人もいて。笑
寂しいのは私一人だけじゃないんだなって。
3ヶ月くらいするとなんとなくいつもの友達みたいなのができて、DMで話したりツイートにコメントしたりで学生に戻った気分で毎日過ごして、Twitterに住んでましたね。w
その時にこの「w」草みたいなのいくつか覚えました。w
勧められたメッセージができるサイト
なんとなく、Twitterにログインしてると既婚で友達の”はるか”が
「今日は表参道の〇〇でブランチ。」映え写真
ってツイートしてたので
「旦那と仲良くていいな〜」
ってレス。その時はハートだけだったのであ〜楽しんでるんだな〜いいな〜くらいに思ってました。
夕方になって”はるか”からDM。
〜〜〜
はるか：実は、旦那とは全然話してないんだよね。私
私：そうなの？ブランチ楽しそうだったじゃん！
はるか：最近できた友達と行ってきたんだよ。
私：そうなんだ〜〜！素敵な場所だったね！私も今度行ってみようかな。
はるか：うん！おすすめだよ！
はるか：ところでさ、メールで友達作れるサイト知ってる？
私：え？メール？インスタとかじゃなくて？
はるか：うん！私も寂しくてリアルでも会える友達ほしくて最近始めたんだよね。
私：確かに、本当に会える友達と出会えるってすごい！どんな人いるの？
はるか：私は年上もう大人！！！って感じの男性多いかもな〜。既婚者もいるよ！
私：え？どう言うこと？？
はるか：やっぱ、今の旦那って高校の時からの付き合いだし、なんか子供っぽいところもあるんだよね。それであんまり上手くいかなくって…。
私：違う違う！男性の友達…？ってこと？
はるか：あ、そっちね！そうそう！普通にお茶する友達だよ〜！ま、イケメンだから先もあってもいいけどね！
私：まじ…？
はるか：うそウソ！流石にね！
私：だよね。びっくりした〜
はるか：でも、おすすめだよ！異性と連絡取るって本当年重ねてからないし、何よりちゃんと女性として接してくれる男性多いし、個人的にはメールしてるだけでも十分楽しいかも。
私：そっか〜。なるほどね。
はるか：ま、気が向いたら聞いて！教える！！
〜〜〜
旦那に内緒で異性に会うなんて、「不倫」だと思っていた私からしたら本当、衝撃でした。笑
ただ、確かにここ数年仕事のやり取り以外で男性とコミュニケーション取ることなんてないな〜なんて思ったのは覚えてます。
その二週間後くらいに、”はるか”が夜景の写真をあげていて
いいなあ〜なんて考える間も無くついDM送っていました。
〜〜〜
私：今日も例の年上の彼と出かけたの？
〜次の日〜
はるか：そうだよ〜。昨日はお酒も一緒に飲んじゃった〜！
私：やっぱ、いい？男性と会うのとかって。
はるか：うん、めっちゃ。女になれる。って感じ。私、最初は全然会う気持ちなくてメールしてれば満足だったんだよね〜。それでも十分なくらい楽しめるかな。
私：確かに、メールだけでもいいって思えばやるのありかも！
はるか：え〜もう絶対やらない方が損！
私：そかそか！ぜひ紹介してほしい！！！
〜〜〜
友達掲示板
あんなDMのやり取りをして数日後、”はるか”から教えてもらったリンクから会員登録をしていざ、サイトに入ってみると「掲示板」の文字。
”はるか”は、掲示板めっちゃ活用したよ〜って言っていたので「友達掲示板」を覗いてみました。
正直、自分も歳だし異性と話せればな〜くらいの軽いノリで
「友達探してます！気軽に話しましょう」
と書き込みをして数分。
３通のメッセージメールが。ピロンピロンとすぐに届いて反応の良さに一回サイトを閉じました。笑
なんというか、ネットで誰かと知り合うって言うのもTwitterが初めてだったので個人情報も少し書いているし、怖くなったんですよね。
ひとまず、一晩寝かせてからサイトを開くと10件以上のメールメッセージが届いていて、こんな世界が世の中にはあるのかとびっくりしたのを覚えてます。
まずはどんな人がいいとか、どんな人は嫌とかそう言う好みはないので、全部に
「初めまして。メールありがとうございます。」
とまあ、テンプレみたいな返信をしました。
すると皆さん返してくれるので、嬉しくなって夜な夜な返事を返したり、掲示板で気になる人にメール飛ばしてみたり、となんとなく空気感を掴みながらメールをしていました。
その中には、「ニートです」と30超えているのに若者みたいにふらふらしてそうな人もいれば、「公務員で、バツ１です」のようなちょっとお堅そうな方もいて、いろんな人がその人たちなりの使い方で楽しんでいて、
純粋な友達作りの人もいるので、安心して使えそうだな〜って言うのが印象でした。
このサイトとの出会いは、「孤独で寂しい」を埋めてくれています。。
あ、ちなみに私が使い始めたのはこのメールサイトです。結婚ってうまくいくものだと思っていたけど、そうでもないんですよね。これから、孤独ではありつつもこのサイトで出会っていったメル友との体験談更新していきますね。
【続き】寂しい私を癒してくれたのは「既婚者」の異性の友達でした
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