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幸せからの地獄行き
kotoha
公開日|2022.12.19
更新日|2022.12.19
私と彼との出会いは中学生の時でした。
交際するきっかけは、彼が私を気になってくれてメールアドレスを交換してメールをするようになり
仲良くなったころに告白されました。
話していて楽しかったし、好きな気持ちが伝わってきたので付き合うことに。
誰かと付き合うのは初めてだったのですが、週に何回か一緒に帰る時間が幸せでした。
毎日メールをし、時々電話をする。
予定が合えばデートに行く。
そんな日々が続きます。
交際期間も長くなると学校公認のカップルにもなりました。
中学三年生になると、まさかの同じクラスになり、より一緒に過ごす時間も増えました。
中三は進路についても考えます。
私の行きたい高校に彼も受験するというのです。
私と彼の学力は違いますが、塾に通って勉強しなんと二人とも同じ高校に受かったのです。
友達も「これは運命だね!」と言ってくれて私もそう思いました。
「これから一緒に高校に通えるね!」と彼は嬉しそうに話してくれました。
私も憧れの制服を着て彼と高校生活を送れるなんて幸せだなと浮かれていました。
奇跡はこれだけではありません。
なんと高校でも同じクラスだったのです。
お互いにびっくりし、ますます高校生活への期待が高まりました。
しかし、入学して一週間した頃「好きな人ができたから別れてほしい。」と彼が言ってきたのです。
あまりに突然で涙が出ました。
私は別れたくなかったけど、彼の意志が強かったのであっけなく別れることに。
しかも不幸は続きます。
彼は好きになった子とすぐに付き合い始めたのです。
同じ学校だから付き合っている姿が見たくなくても見えます。
私が高校で彼としたかったことをその新しい彼女とやっているのです。
こんな地獄ありませんでした。
この時に運命とか永遠ってないんだなと感じました。
何年経っても忘れられない出来事です。
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