白衣の天使、夜は堕天使

推しを愛す男性

公開日｜2023.11.13

更新日｜2023.11.13

２０代の頃のお話です。
彼女がいない私は同僚の彼女の友人繋がりでとある合コンに参加する事になりました。

友人の彼女は看護師
そう、男性からは人気のあるお仕事です。

しかし勤務体形に難があり夜勤、男性勝りの職場、患者からのセクハラ等は日常茶飯事
加えてお局様がいればもう大変

ここであえて言えば
「優しそうな彼女が欲しい」男性は妄想をここでやめた方が良い

妄想と理想は一刀両断である
彼女らは仕事で「優しい」看護師を作っているのである

さて、欲求不満バリバリの私は鼻息荒く
シャワーを浴び、全然使っていない香水を付け一次会に参戦。
５：５の大乱闘スマッシュブラザーズの幕開けである。

「はじめまして～」
女性陣も一杯目からビールで乾杯
２杯、３杯とビール、ビール
「彼女らは何か違う‥」連れとゴニョゴニョお話。

夕勤明けの目がすわってきた女性から
「おい！男同士で内緒話なんてするな！」とのご指摘
（これは面白くなってきたぜ、色々愚痴を聞こう）という線路変更。

「こんばんわ、看護師はたいへんそうだね、、、、」
と導入しお話を聞けました。

「私なんてドーセエーン(´;ω;｀)」
？？？
何故合コンで泣くのか良く分かりませんが、この系はかまってちゃんと承認欲求が強く、自分は自分と意思決定しづらいのでは？と思いました。

からの「日本酒冷３合で」
酒豪過ぎる。

「まあ吞んでよ、いいからいいから」
そんなにグビグビいけませんからとゆっくり吞んでいたら
「もっと呑め！」と
彼女自身は１合一気‥
唖然としました。

2次会でカラオケに向かい
私の１８番「トレイン・トレイン」を入力
看護師たちは酒をのみ、一心不乱にジャンプしておりました。

中々刺激的な体験でしたが

泣いていた女性と結婚した同僚は結局離婚しました。
まあ面白かった体験談です。