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なんで今なのよ!
ちゃる 女性
公開日|2023.07.07
更新日|2023.07.07
結婚して10年、正直なところ嫁姑問題、家族問題、育児問題などあまり無関係だった私たち家族でしたが、3年前我が家にも夫婦関係が危なくなる体験をしました。
読んでいただけたら嬉しいです。
10年前結婚したと同時に主人の両親と同居することになり、現在子ども3人の計7人家族で生活しています。
夫婦問題が起きたのは末っ子が生まれるすぐ前からの2年間のことです。
田舎暮らしのため地域活動が盛んで、近くにビオトープという地域の方が作った池のような所にメダカがいました。
そこから用水路に抜け出してしまうメダカを取りに主人と上の2人の子が遊びに行きました。
これから生まれてくる弟のためにと7匹とってきて、子どもたちが家の中で飼いたいというので水槽を買ってきて飼うことにしました。
しかし、しばらくすると次々とメダカが死んでいってしまい、残り2匹になった時に可哀想だから外に置いておこうかと水がたくさんある場所に移動しました。
それからしばらくメダカのことは忘れてしまい、末っ子が生まれ子育てに追われる日々が続きました。
少し落ち着いたので上の子たちと外で遊んでいた時に、ふとメダカを入れた桶を覗いてみると子どもが何匹も産まれていました。
それをみた主人は、これは大切に育てないといけないと火がついたのです。
それから近くのホームセンターやメダカ屋さんに行って、次々とメダカを買ってくるではないですか。
その時点で私はなんでまだまだ末っ子が手がかかって上の子達の子育てもあるのに、メダカを増やすんだろうと、私は不審に思ったのを覚えています。
それから、夏になると水槽の水はすぐ汚れるので、水換えが必要になります。
1種類ならすぐ終わるからいいのですが、何種類も増やしていたので、毎週末お休みの日は水換えに追われていました。
またメダカはどんどん産卵します。
最初のころはそれをそのままにするわけにはいかないと、必死に一粒一粒丁寧にとって、またどんどん増えての繰り返し、暑い中作業していて、ヒーヒー言っている主人を横目に、なんで子育ての大変な時に子どもではなくメダカばかり見ているのだと私はどんどんイライラが溜まってしまい主人に対する態度が冷たくなってしまったのです。
主人もそれを感じ取ってはいたのですが、増えてしまったメダカをどうすることもできず、肩身の狭い思いをしていました。
それが2年続き、庭も水桶だらけになり子どもが遊ぼうとするとメダカがあるからダメと子どもは怒られる。
メダカには罪はなかったですが、主人にもメダカにも怒りを覚えていました。
負のループが続いていました。
そんな中、ふと地元の農協に行った時にメダカが販売していたのです。
増えすぎたメダカをどうにかできないだろうと考えていた主人も地元の農協で出品することにしました。
するとメダカブームもあり、ありがたいことにどんどん減ってきていました。
メダカが減っていくにつれて、私の気持ちもようやく落ち着きを取り戻し、今ではその頃の私の怒りっぷりを笑い話にされる始末です。
まだまだメダカ愛は止まらないのですが、温かい目で見守っていきたいと心に決めて日々過ごしています。
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