500円を毎回ねだる彼氏

会社員しーちゃん

公開日｜2022.11.08

更新日｜2022.11.08

お金の問題は付き合っていく上で、いろんなカタチで出てくるだろう。今回は友人の元カレの話だ。

年上の彼氏で実家住まいのため一人暮らしをしている彼女の家によく車で来ていた。別に電車でもすぐに全然来れるくらい近い距離に住んでいたのだが、毎回自分が面倒だからと車で来ていた。友人宅は地方で住宅街のため正直最大料金も500円ほどだった。別にその車に乗ってどこかへドライブに行くわけでもなく彼女の家で作った料理を食べたりくつろいだりといった家デートが主流だった。

そして毎回帰る間際にいつも「500円ちょーだい」と言われていた。まるで母親にお駄賃をせがむ小学生かと言いたくなる。他のところで彼が負担しているのなら、全然友人も気にならなかっただろうし、不満につながらなかっただろう。珍しく外食に行っても割り勘で、コンビニで水のペットボトル代でさえもきっちり1円単位の割り勘なのだ。彼女も割り勘自体が嫌という訳ではなかった。ただ彼女のお家で振舞われる料理をいつも食べているのにスーパーでの買い物費用を出すわけでもない。自分の財布からお金を出すことが嫌なのが目に見えてわかりやすいケチなところがちりつもになっていって冷めてきたのだ。

金銭目的で付き合ってなくてもあまりにもケチだと冷めてしまうのは誰しもがどんなに惚れていてもなるだろう。お金の問題は付き合ってて話しづらい話題のひとつだが、金銭感覚のズレがある中で関係を続けてはいけないし、せっかくのデートも楽しめないむしろそれがストレスになるだろう。結果早急に自分と価値観が合わない人とは傷の浅いうちにさよならするのが正解だな。

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