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新任女性教師と中3男子の「あり得ない」恋愛の行方と一部始終
ゴンタレス 男性
公開日|2023.04.11
更新日|2023.04.11
私が中学3年生の時、クラスの副担任で国語教師の女性と恋に落ちました。
当時、私が15歳、女性教師は新卒間もない、ほぼ新任の24歳ですから9歳年上の女性と恋に落ちました。
今もそうですが、当時はとても周囲からの理解が得られない、いわば「禁断」の「あり得ない」恋愛でしたので、二人は周囲に悟られないようにつきあっていました。
もちろん、肉体関係があったわけで、そういう行為はすべて先生の自宅のマンションに、私がこっそりと足を運んでしていました。
ただ、九州の片田舎の、人口40万人足らずの街での出来事ですから、そんな私の姿が目撃されていたのかも知れませんし、多感な年齢の同じクラスの女子たちは、女性教師が私に接する態度が不自然に感じていたと、後から風の噂で知りました。
噂は、校内にあっという間に広がり、私との交際を認めた女性教師は懲罰委員会にかけられ、その学校を依願退職することになってしまいました。
他の生徒たちは、女性教師が突然いなくなったのを不思議に思っていたようですが、まだ幼かった私は、自分のせいで彼女がクビになってしまったのだと、苦しみ悩みました。
両親からは、「物事を知らないバカ息子」のレッテルを貼られ、事情を知っていたクラスの一部の女子からはあからさまなイジメを受けました。
その後、女性教師は隣町の私立高校に再就職をし、「私との交際を続けたい」「私をいつまでも待つ」と言い、二人の恋愛がそこで終わることはありませんでした。
彼女は、悩む私を元気づけてくれる傍ら、勉強の個人授業をするなど、それまでと変わらない愛情を私に注ぎました。
そして、その後、私が高校に進学し、東京の大学を卒業、地元のローカルテレビ局に就職した23歳の春、私たちは結婚しました。
当時彼女は32歳でした。
そんな二人の間にはやがて2人の娘が家族に加わり、今では3人の孫ができました。
とても遠い、昔の出来事のような、つい最近おきた出来事のような、少し不思議な恋愛体験は実を結び、今の私は彼女に対し、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとう・・・
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