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微笑んでいるだけの女子が勝つ
酒は栄養ドリンク 女性
公開日|2023.12.08
更新日|2023.12.08
大学生の時に相席屋に行った話です。
20歳の頃、お金はないけど飲み会はしたいという思いが強かった私は、同じような考えを持った友人と、たまに相席屋を利用していました。
ご存知の通り、相席屋は女性はお酒も食事も無料で、なおかつ食べ放題飲み放題だったからです。
当時の私たちは、相席屋をあえて一次会の場として利用していました。
知らない男性と相席になることに煩わしささえ感じていたので、恐らく男性のメインターゲットである、サラリーマンが来そうな時間を避けて、相席屋が開店したと同時に、私達は入店し19:00前には退店していました。
それにより、男性と相席をしないで、無料で飲み会だけして終えることができました。
とはいえ、毎回相席をせずに済むわけではありません。
早めに入店する男性もいましたし、私達の女子会が思いの外話が盛り上がってしまい、20時近くまで席に着いていた日は、ほとんどの確率で、相席になりました。
相席になった際は、それはそれで楽しめるように会話をしていました。
しかし、いつも一緒に相席屋に行っていた友人Aは、極度の人見知りでした。
その為、男性との会話はほぼ私が受け答えをして、オーバーリアクションをして場を盛り上げたりなどの役割も私がしてきました。
友人Aは、それを見てニコニコ笑っているということがほとんどでした。
ある日、男性2人と友人Aと私とで相席になりました。
私はいつも通り、場を楽しくするために立ち回っていました。
時間が来て席を離れる際に、4人でLINEのアカウントを交換しました。
その後、私には何の音沙汰もなかったのですが、友人Aには男性2人からデートの誘いがありました。
頑張ったのは私なのにな、と少し損をした気持ちになりました。
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