迷子になった娘とのハラハラドキドキエピソード

マッシュー女性

公開日｜2023.07.02

更新日｜2023.07.02

私は27歳の時、結婚していました。
2年足らずの短い結婚生活でしたが、その間に楽しいこともありました。

うちの子供は6歳ぐらいまで、親のことをよく聞くいい子でした。
女の子なのに、幼い時は、落ち着きのない子供で、外に出かけると、すぐにうろちょろし始めます。
なので、私はいつも娘から目が離せませんでした。

ある日、スーパーに娘と一緒に買い物のに行った時、娘は、うろちょろ、うろちょろして、私がちょっと目を離している隙に、姿が見えなくなってしまいました。
私はすぐに探したのですが、私自身、足が不自由な為、なかなか娘を見つけることができませんでした。
スーパーですぐに館内放送をしてもらい、サービスカウンターに戻ってくるようにお願いしました。

そのお知らせをしてもらっている時、私は、自分の娘がどこに行ったのだろうと、本当にハラハラドキドキして、気がきではありませんでした。
一時は、誘拐されたのではないかと思い、心臓がドキドキしてしまうぐらい心配しました。

30分ぐらい経った時、私のスマホに連絡が入りました。
それは娘からの連絡でした。

娘は、泣きそうな声で、「ママ、私は今、お家帰ったんだけど、誰もいないよ」と言いました。
私は、娘が迷子になったと思い込んでいましたが、娘はスーパーを離れて、自分で自宅に帰ったようでした。

私は、娘の声を聞いて、ようやくホッとしました。
「ママもすぐに帰るからね。今どこにいるの？」と娘に聞くと、「お家に入れないから、お庭のところにいるよ」と寂しそうな声で言う娘。
私は、その声を聞いて、すぐに帰ってあげたくなりました。
「うん。分かった。ママもすぐに帰るから」とようやく、安心して、私は自宅に帰りました。
そして、すぐに娘を抱きしめました。

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