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母親だけにしかできない授乳
momoringo 女性
公開日|2023.08.12
更新日|2023.08.12
子どもに授乳をしていた時期がつらかったです。
私は母乳がスムーズに出るタイプだったようで、粉ミルクは使用せず、完全母乳で育てました。
お世話になっていた産婦人科の看護師さんからは「わざわざミルクを作るのって意外と面倒だから良かったね。その点、母乳は楽よ。」などと言われたのですが、代わりがきかないという点では良くないなと思うこともありました。
当たり前のことですが、母乳が出るのは母親だけです。
それを誰にも代わってもらえないという状況は、私にとってはつらいものでした。
生後半年から1年くらいにかけては夜泣きがひどく、夜間に何度も起こされることがよくありました。
「子どもが泣く→とりあえず授乳をする→子どもがようやく寝つく」というサイクルが定着してしまい、夜中に子どもが泣いたときは必ず、私が対応しなければならなくなって大変でした。
子どもがやっと寝てくれて私がようやく入浴できたとしても、泣き声が聞こえてくるとあわてて浴室を飛び出し、裸に近い状態で子どものところに駆けつけるということも何度もありました。
夫が抱っこをして寝かしつけてくれようとしたこともあったのですが、上手くはいかなかったです。
我が子の世話に疲れ果てた私を見て、私の母が一晩、子どもを預かってくれると申し出てくれたこともありました。
夜泣きのときは授乳をしないと寝てくれないので、その点が心配だったのですが、母の「何とかなるわよ」という言葉を信じて預かってもらいました。
これでその日の夜はゆっくり寝ることができると思っていたのですが、子どもが母乳を飲んでくれない時間が長くなったためか、夜中に私の胸がパンパンに張ってきて、熟睡できませんでした。
結局、私の方が子どもからは離れることができないのだと悟ったエピソートです。
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