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女子校出身大学デビューあるある
午後の姫
公開日|2022.12.13
更新日|2022.12.13
家族には男性兄弟がおらず身近な異性といえば父親だけ、そして中学・高校と女子校で育った18歳の私にとって、同い年くらいの男の子のイメージは小学校6年生のときで止まっていました。
もちろん同級生の中には、たとえば他校の文化祭などにでかけて男の子と交流し、彼氏のいる子も何人かはいました。
でも思春期ごろの私は、そもそも男の子にどうやって声をかけて、どんな話をすればいいのかわからなかったので、ひたすら真面目に男性と縁のない生活を送っていました。
そんななかで唯一、「男の子」として憧れたのは、雑誌やテレビのなかのアイドルくらいです。
さすがにこのままだと一生男性が苦手で終わってしまうのではないかという危機感を感じ、私は大学を共学校のみ志望し、見事に行きたかった男の子のいる大学に進学することが決まりました。
私は比較的規模の大きい大学に進学したので、普通の授業を静かに受けているだけでは男の子と出会う時間もみつかりません。
授業もすべて選択式なので毎日同じ教室で授業を受けて知り合うというのも期待できませんでした。
そこでチャレンジしたのが大学の公認サークルへの参加です。
音楽系のサークルに入り、小学校卒業以来初めて男の子と楽しく話すという経験をすることができました。
こんなことを言うと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、きっとこの状況は女子校出身あるあるだと思います。
そして出会ったのが、自分史上初の彼氏です。
引っ込み思案だった私に向こうから積極的に話しかけてきてくれたことで、自然と仲良くなることができました。
女子校に6年間通い続けたことで、自分の人生も恋愛・結婚では詰んだと思っていたので、当たり前のように二人の時間を楽しく過ごせる相手ができたことは、奇跡のように感じました。
サークルの活動後に一緒にごはんに行ったり、彼の家に遊びに行ったり、ちょっとしたことでも毎日新鮮で本当に楽しかったです。
その後1年ほど仲良く交際し、結局は彼が留学でいなくなってしまったので、関係は自然消滅してしまいました、でも私にとって彼と交際したことはとても甘酸っぱい思い出です。
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