キーワードで探す
私の気持ちは無駄じゃなかったんだって思えた
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
高校2年生の時、部活の副顧問の先生と両思いになった経験があります。部活の後に2人で会ったり、学校も部活も休みの日曜日に一緒に練習したりしていました。スリルがありつつも楽しい日々でした。でも私は浮かれてつい油断してしまい、友達の1人に関係を話してしまったんです。今思うとあの子なら大丈夫、という考えが浅はかで子供だったなと思います。段々と怖くなって、先生に正直に言いました。案の定、「言っちゃったか…」と困らせてしまいました。そのことがきっかけとなり、それ以降少しずつ彼が私との距離感を取るようになりました。そして、「お互いの為に距離を置こう」と言われて、お互いに気持ちが消えないままにお別れしました。現実的な話、もし噂が広まってしまったら、別れるどころか先生も私もその先の人生を平穏に生きることが難しくなってしまう。彼はそれを案じて、彼自身と私の未来を守るために、距離を置く決断をしてくれたんだと思っています。当時は暫く疎遠になったものの、時間が解決してくれて、先生とは普通の先生と生徒として話せるようになりました。先生は私が卒業する時、「あの頃のことは忘れないし、君がいてくれて本当に救われた、ありがとう」と言ってくれました。その言葉はすっごく嬉しかったし私の気持ちは無駄じゃなかったんだなと思えて涙が出ました。それと同時にとても気持ちがスッとして、きちんとこの恋を終わらせられた気がしました。ちなみに今は当時から数年が経ちますが、彼は結婚して、私にも今は大事な人がいます。
引用元:愛と官能ブログ
もっと読みたい!あなたにおすすめの記事はこちら
ログインをすると利用出来ます
コメントを書く