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一目惚れから両想いの結末
ゆうと 男性
公開日|2022.10.29
更新日|2022.10.29
高校に入学した私は、すぐに彼女に一目ぼれをしました。
明るくショートヘアーの似合う、吹奏楽部に所属する彼女は、クラスのマドンナ的存在でした。
話し方も性格もゆったりしている彼女、その割に成績優秀・スポーツ万能。
そのギャップが人気の秘訣だったのです。
クラスの男たちと同様に、私も彼女にどんどん惹かれていきました。
そんな高校生活、一発目のレクリエーションで、彼女と同じ班に所属することに。
これが彼女とのファーストコンタクトでした。
彼女と一緒にカレーを作ったり、彼女と一緒に、運動を行ったり、彼女と一緒に掃除を行ったり…。
このレクリエーションが私と彼女をつなげるイベントとなりました。
しかし、私も彼女も、積極性がないというか、お互いに譲り合う性格というか、決定的なことが起きません。
毎日メールを交換し合う中になりました。
月に数回、デートへ行くこともありました。
しかし、「告白」という勇気が出なかったのです。
結局、「両想い」であることをお互いが知りながら、ダラダラとそのまま半年、1年…と継続していきました。
今思えば、「この時間が永遠に続く」と勘違いをしていたのでしょう。
両想いの結末は、ひょんなことから終わりを告げました。
友人達と河原でバーベキューイベントをしていたところ、当日に友達が友達を呼び、大きなイベントとなっていきました。
そこで私は、女の子と楽しそうに話していたところをたまたま、彼女に目撃されたということが起きました。
それ以降、ギクシャクして結果的に、彼女と付き合うことはありませんでした。
思いを伝えることは、急ぎましょう。
それが私の教訓です。
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