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綺麗なイルミネーションの元で別れを切り出され、号泣しながら2時間かけて帰路に着く
kimiko
公開日|2024.03.01
更新日|2024.03.01
私が大学生の頃の話です。
同じバイト先の先輩から告白されお付き合いをスタート。
付き合い始めて2ヶ月後、彼は大学を卒業し就職。東京と茨城の遠距離恋愛となりました。
実家住みだった私は、週末3時間かけて電車で茨城へ行き、もらっていた合鍵で一人暮らしの家に入り、先に料理をして帰宅を待つのが習慣となりました。
お付き合いをして1年が経った頃、いつも通り彼の家に泊まり、車でドライブ。夜ご飯を食べて夜に東京に帰る日のことでした。
いつもと様子が違うなと思いつつ、少しモヤモヤした気持ちで遊びました。
そして帰りの時間。駅まで送ってもらうため車に乗り込むと、いつもと違う方向へ進み出す。
ザワザワする気持ちを抑え、何も言わずに助手席に座っていました。
着いたのはとある会社が大々的に行なっていたイルミネーションの場所。車で横付けして見るタイプのものでした。
駅まで送る前にイルミネーションを見せてくれたのかと喜んでいたのも束の間、彼から別れたいと言われました。
理由を聞くとお決まりの、お前は悪くない。何も悪くなかった。俺が悪いんだ。という、何とも歯切れの悪い理由。
結局核心のついた話は聞けず、私が別れたくないと泣きじゃくるまま時が過ぎました。
結局からの意思は固く、その場でお別れをし、駅まで送ってもらいました。
悲しくて悲しくて、消えてしまいたかった。
3時間電車に揺られるのが苦痛でしかなく、駅のホームで母に電話をしました。
泣きじゃくる私を心配した母は、途中の駅まで父と車で迎えに来てくれ、両親と共に家に帰りました。
後日談ですが、同じバイト先の後輩の子と期間が被っており、本格的にそちらに乗り換えるために振られたようでした。
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