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女子校で、男の先生と。
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
私は中学、高校と女子校に通っていました。
県内でも、校則に厳しい学校と言うのは有名で、靴下の長さ、髪型、休日の出掛ける決まり事まで、細かく生徒手帳に記されているほどでした。
そしてもちろん、男女交際は禁止でした。
女子校に通っていると、女子ばかりで、男の子と、知り会う機会さえありません。
登下校の途中で、男子学生を見るだけで、ドキドキしたり、兎に角、付き合うという意味さえも分からない頃でした。
高校生になり、新しい校舎に移りました。
その頃から、男性教師の存在を意識するようになりました。
中学の時と違い、大学を出たばかりの男性教師や、ベテランの独身の男性教師が数人いて、少し憧れを持ち始めていました。
女子ばかりで、先生の評価をしたり、それでもなんとなく、気になったり、学校に通うのが楽しくなったりしていました。
その時、私たちの担任だった、国語の先生がいました。
彼は、不思議な感じでした。
その不思議な感じに、私は惹かれて行ったのだと思います。
担任で、国語の時間も先生の事が見れると思うと、胸がきゅんとしました。
私は、先生の気を引くために、国語は兎に角、頑張って勉強しました。
読書も先生が気づくようにしてみたり、そんな私に少し気づいたのか、私が持っている本を少し、乱暴に取り上げて、何を読んでいるのか見てきたり、先生のお勧めの本を紹介してもらったり、教室の他の生徒よりは、先生との距離が短くなったのかなと一人で勝手に思い、嬉しく思った事もありました。
先生は、放課後、体育館の二階にある、小さな部屋にいるのですが、そこから下校していく生徒を見たり、窓を少し開けて、本を読んでいました。
私は、先生を少し意識しながら、上を見上げて、先生がその部屋にいる時は、軽く会釈をし、先生を確認する事が、私のもう一つの楽しみでした。
私の思いはどんどん膨らんでいきました。
そんな私に気づいているのか、どうなのか分かりませんが、一度先生に、その小さな部屋に呼び出されたことがあります。
そこで本の話をしました。
お勧めの本があると言われ、手渡された事もあります。
その時そっと、先生の手が触れ、気持ちが動揺したことがありました。
その事に気づいたのか、私の手をそっと取って、手をつないでくれました。
私はもう、気持ちが高まって仕方がありませんでした。
私はそのまま抱きしめて欲しかったのですが、小さな部屋とはいえ、学校です。
私は色々と先生に要求していた事が、一瞬でも恥ずかしくなり、階段を急いで降りて行きました。
それから何度か用事があり、又一人で先生に会いに行きました。
先生とは楽しく話せました。
周りの友達は、先生が私の事を見る目が少し違うと言っていました。
それから私は、高校を卒業しました。
それから数日して、先生の部屋に行きました。
幸せな時間を過ごしました。
引用元:人気無料出会い系ランキング
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