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アニオタの僕。自分の容姿で諦めないで、告白しよう
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
私の高校時代の頃の話をします。
当時、高校1年の時の入学式にクラスで人気の高い凄くキレイな女の子がいました。その子は人当りもよく誰とでも仲良くなれる体質で休み時間になると必ずクラスの女子や男子と話しているところを見ます。
しかし、私はクラスでは目立たなくいつも教室の隅っこでゲームや漫画をしているようなアニメオタクな男子でした。
しかし、そんなアニメオタクな私でも何気なく話をしてくれる彼女を好きになってしまいました。
このまま告白をして彼女になってほしい願望もありましたが、クラスで人気の高い女子とクラスでは目立たない根暗な男子とでは釣り合わないと自分に言い聞かせながら、そのままずるずると1年間が経ちました。
高校2年生の夏の頃、夏休みで私はいつものように家でアニメ観賞をしている時に友人から電話がかかりました。
なんでも近くの神社で夏まつりが開催されるということなので一緒に行かないかと誘われましたが、正直面倒でしたが一日中部屋にいるのも、もったいないと思い友達の誘いにのって近くの神社に遊びに行きました。
待ち合わせ場所は夏祭り会場の入口付近で夜7時頃に集合とのことで、私は待ち合わせの10分前に来て友人を待ちました。しかし、待ち合わせ時間になっても友人は待ち合わせ場所に現れず、どうしたんだろうとLINEで聞いてみるとどうやら家の用事で急用が出来て行けないとの連絡をもらいました。
1人で祭りを回るのも気が引けましたので、そのまま家に帰ろうとすると1人の女の人が声をかけてくれました。
その女の人は入学式から僕が好きになった彼女でした。
彼女は毎年、家族で祭りに行っていたらしいのですが仕事で忙しく暇だったので1人で夏祭りに遊びに来ていたらしいです。そんな彼女が「私1人で暇だから一緒に露店を回らない?」と誘われたので断る理由もなかったため2つ返事で了承しました。
その後、1時間くらいでしょうか露店を回りながら買い食いしたり射的などで遊びながら楽しく夏祭りを満喫しました。
そして夏祭りの最後のイベント花火大会があるということで私はオススメのスポットを彼女と一緒に向かって花火を見ることにしました。
オススメスポットは昔、父から教えてもらった人の気が少ないマンションの屋上で花火が良く見えるのでたまに来ている私の好きな場所です。
ちょうどその頃は私と彼女の2人しか見る人がいなかったため、家から持ってきたレジャーシートを敷いて彼女と腰を下ろしながら花火を見ていました。
本当は友人と見るために用意していたレジャーシートですが、まさか好きな女の子と一緒に見ることになるとは予想していませんでした。
花火が打ち始まった時に一緒に夜に咲く花びらを見つめながら一瞬だけ彼女の横顔を見てみたくなり横目でチラッと見てみると花火の明かりで見えた彼女の横顔は花火よりも綺麗に見えて私の心臓はドキドキです。
私は心臓が高鳴る鼓動を抑えながら花火を見ていましたが正直、彼女を見ていたい気持ちの方が大きかったです。
わずか30分くらいで花火は終了して沈黙の後、彼女の方を振り向くと笑顔で「ありがとう、、とても楽しかった」とほほ笑んでくれました。
私はそんな笑顔を見て1年間溜まっていた自分の気持ちが抑えられずに「好きです」と小声でもはっきりと響くように彼女に伝えました。
すると彼女は驚きましたがすぐに笑顔に戻って「嬉しい、、私入学式からあなたのことがずっと好きでした」と告白を返された時には今度は私が驚きました。つまり1年前のあの時からお互いが両想いだったけど思いが伝えることが出来なかったという訳です。
正直すごく嬉しかったです。
それから夏祭りのあの日から正式に彼女は僕の彼女になりました。つまり何が言いたいのかというと自分がどんな性格でどんな容姿でもそこで諦めずに告白することが大事なんじゃないかと私は思います。
引用元:恋よ恋
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