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高校生の時の初心(うぶ)な恋愛
こつぶ大将 男性
公開日|2023.01.23
更新日|2023.01.23
過去の恋愛は美化されがちですが、それを踏まえても過去一番良かったと思える恋愛は、高校生の時に付き合っていた女の子との思い出です。
最初は男女混合6人くらいのグループで遊園地に遊びに行きました。
その時から「脈あり」だと思っていたのですが、後日その子からメールアドレスを教えてほしいと言われてメールを送りあう日々が始まりました。
当時はまだガラケーの時代だったので、メールを待つ間の時間は、とてもドキドキワクワクしていました。
絵文字がかわいくて、まだまだ初心な私はそんなメール文を見るだけで興奮したものです。
そのうちその子のことがとても好きになってきて、意を決して告白することにしました。
同じ学校だったので校舎の陰に呼び出して、「好きです。付き合ってほしいです。」と伝えると、相手の女の子は顔を真っ赤にして、うなずいてくれました。
まさに人生最高潮の瞬間だったと思います。
今思えば浅はかだなぁとも感じますが、生きていてよかったと思ったものです。
付き合うといっても高校生の恋愛で、しかも二人とも奥手な感じだったので物凄く特別なエピソードがあるわけではありません。
一緒に登下校したり、一緒に図書館で勉強したりといった程度のものです。
しかし、その一つ一つの瞬間が宝物のように感じました。
このまま時が止まればよいのにと思いました。
デートのとき手を繋ぐまではできたのですが、キスができませんでした。
まだまだ若くて勇気がなかったのです。
キスしておけばよかったと、のちに破局したあと何度後悔したことか分かりません。
しかし、それも含めて若かりしころの素晴らしい恋愛だったと今になって思うのです。
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