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登山好きの僕が、山の趣味を生かした最高の恋愛
下山田 男性
公開日|2022.11.09
更新日|2022.11.09
20代から山歩き、登山にあこがれて高校、大学と登山関係のスポーツクラブに入ってしょっちゅう山に入っていました。
大学卒業してからは山仲間も少なくなり一人で歩く機会が増えてきましたがいつも間にか30代を過ぎてしまいました。
そんな時期に八ヶ岳の登山の時に、単独行の女性と知り合いになったのです。
ちょうど其の日は小雨模様で風の強い日でしたが、横岳付近の岩場で一人の女声が岩陰に休んでいたところでしたが、尋ねると「気分がチョット悪い」ということでした。
そんなことで女性のそばで一緒に一息入れていたのですが、話をかけてやると同時に気分も落ち着いたらしく、行き先を尋ねると私と全く同じ方向に進むというのでした。
そんなことで彼女の様子をうかがいながら一緒に歩き出したのですが、自然(実は意識しながら)と話しかけながら息が合うというか、山の話などをするようになってその後は一緒に行動するようになってしまったのです。
其のうちに「下ったらいっぺん山語りをしながらお茶でも飲みましょうか」ということになってしまったのです。
山で知り合ってその後、何回目かの居酒屋などのデートの後、公園をそぞろ歩きをしている時、私はそれとなく彼女の手を握ると、彼女は私の肩にしなだれかかってくるのです。
居酒屋で軽くお酒を飲んだせいもあり、急に酔いが回ってきたのかもしれません。
彼女は、“一寸、酔ったみたい”と、何だか甘えるような声で言うのです。
私も、“少し、こちらで休んでいきましょう”と、公園のベンチへ誘導しました。
余所(よそ)から見るとすっかり恋人同士の様で、彼女は身も心もすっかり私に寄りかかっているようで、上半身を預けてきます。
私は一寸、嬉しいような恥ずかしいような微妙な気持ちになり、それでも彼女の肩を抱き寄せて、思い切って唇をあずける様に“キス”しました。
その後、「私のアパートへ行きましょう」と言って・・、これが私と彼女との同じ趣味をもつ最高の恋愛の始まりでした。
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