現在時刻、深夜25時20分。
僕はいま渋谷の道玄坂カフェにいる。

窓から外を見ると、片手に角ハイ9%の500缶を持ったサラリーマンと見るからにアメリカ人なアメリカ人が肩を組んで吠えている。
楽しそうである。

一方の僕はというと、終電を逃した。

こんな記事を書くくらいだからナンパをしたい気持ちで山々なのだが、あいにく昨日から生理のような症状が出ている。

だから今日は終電後のナンパを諦めて、この記事を読んでくれるみんなに「終電後のナンパがどれだけ最高なのか」を知らしめることで、ムラムラを解消したいと思う。

お時間があれば、2分ほどお付き合いいただきたい。

目次


「この世の9割の恋は終電後から始まる」と日本海インド大学の教授が言っていた気がしなくもないが、いずれにせよ、菅田将暉と有村架純は終電を逃したことが恋の始まりになったことは紛れもない事実である。

"花束みたいな恋をした"

上記の言葉を選手宣誓とし、本文を描きはじめていく。

終電後のナンパは成功しやすい!


男なら誰しも「ナンパ」に対して羨望し、試した経験がある人も多いだろう。
だが、どうだろうか。

ナンパ、難しすぎないか。

いざ声をかけようと思っても、上手くいく未来が見えず萎縮しちゃって、結局話せない人もいると思う。
頑張って声をかけたのに、ガン無視されたり、罵詈雑言を浴びせられて母ちゃんの腹から人生をやり直したくなった人もいるだろう。

僕も何度もそんな経験をした。

でも思ったんだ。
終電を逃した女性なら、ナンパの成功率があがるんじゃないかって。

そして、実際そうだった。
終電後のナンパは、白昼や終電前にやるよりもはるかに成功確率が高い。

"先日終電を逃してさまよっていた所をナンパされて容姿も声も好みだったこともあり初めてカフェに行こうという誘いにのりました。
連れていかれたのはネカフェ。案の定キスを迫られ結局、その人の家に行ってしまいました。2年以上彼氏がいなかったので寂しかったのもあります。
"
引用:Yahoo!知恵袋

上記の引用ように、終電を逃した女性は途方に暮れ、「どうしよう」と彷徨っている。

だから、いつもなら乗らない誘いにも乗って頂けるチャンスが高いというわけなのである。

終電後のナンパを成功させる方法

さて、それでは実際に終電後のナンパを成功させる具体的な方法を紹介していく。

ナンパを意味変する


キミはナンパに対して誇りを持っているだろうか。

Twitterで「ナンパ」と検索すると、

  • ナンパきもすぎるやめて欲しいきもい
  • 最悪ナンパホテル行こうとかまじきっっっっっっっしょい
  • タクシー待ってるんだけどナンパきもい、お姉さん暇してますか?じゃないからきえて

などと酷い言われようなのである。

おそらく世の中の一般的な意見としては、ナンパ=良くないこと・きもい・ヤリモク
などネガティブなものとして捉えられている。

もしかするとキミも、ナンパを行うことに対して多少なりとも引け目を感じているかもしれない。

だがししかし、終電後のナンパには誇りを持って大丈夫だ。

キミは、終電を逃して困っている女の子に居場所や生産的な時間を提供し、他の悪い男たちから守るヒーローなのだから。

こんな感じで、ナンパを行うことに対して引け目を感じず、堂々と自信を持つことがナンパを成功させるためには最も重要なのである。

絶妙な穴場は明大前


結論を先に出してしまっているが、明大前駅は終電後にナンパする場所としてめちゃくちゃ絶妙な穴場で成功確率が高い場所である。

理由が分かるだろうか。

説明していく。

まず、ナンパをするぞ!となった場合、キミは新宿・渋谷・池袋など大主要駅を思い浮かべるだろう。

たしかにその辺りに行けば大量の姫たちがいるし、実際にいそいそと声掛けをしているナンパ師も多量である。

"実際にいそいそと声掛けをしているナンパ師も多量"

これが問題なのだ。

真剣佑みたいにイケメンでもなく芸人さんみたいにコミュ力に長けていない、僕らみたいなミジンコは、ライバルが多すぎる大主要駅で勝てる確率が低すぎる。

そりゃそうだ。

仮にナンパ待ちの女の子がいたとして、僕が声をかけたとしよう。

でもその女の子の目には、僕ではなく、僕の後ろにいるイケメンナンパ師に目が入っているのである。

「この人じゃなくて後ろにいるあの人にナンパされたいな…」なんてことを思っているわけだ。

何を言っているか自分でも良くわからなくなってきたが、ひとまず、渋谷・新宿・池袋などの『大主要駅はライバルが多すぎてレッドオーシャン』と覚えておいて欲しい。

あと大主要駅は人が多すぎるので、ナンパしてるシーンを他の人に見られている状況が僕は苦手だ。

じゃあ、東松原駅や聖蹟桜ヶ丘駅といった、小規模駅で終電後ナンパをした方が良いかというとそれは違う。

人っこ一人見当たらない。

ここでようやく登場するのが「明大前駅」だ。



渋谷や新宿で遊んでいて、お家に帰るときに乗り換えが多い場所である。

で、この明大前駅、乗り換えの時間が短い割にめちゃくちゃ混むし、距離が遠い。

シンプルに乗り換えで終電を逃す人が多すぎるのである

あとは、何番線かを間違えて階段を登っちゃって終電を逃しちゃう、おっちょこちょいさんも結構いる。

さらに明大前駅、ナンパ師があまり多くない。

こんな奇跡があるだろうか。

終電を逃して困っている女性が多数いるのに、ナンパ師は少ない。

ナンパ需要と供給がバグっている街、それが明大前だ。

実際に終電後、タップルの『おでかけ機能』を使って、「今から明大前で飲める人!」と募集をかけてみると良い。

  • 飲みたいです!
  • 終電逃したので遊んでください!
  • ぜひ!

など急にモテだす。※やってみて!


明大前に3年間居続けた僕が言うのだから、間違いないのである。

ちなみに明大前の他に、立川・町田・北千住・新百合ヶ丘なども良い。

駅前よりネカフェ前


キミは、ナンパと言えば駅前と思っているかもしれないが、特に終電後はそれはおすすめしない。

当然だ。次の列車は4時間後とかなのだ。誰が駅に用がある。

終電を逃した女の子の気持ちになって考えてみよう。

女の子はとっても高貴で素晴らしく、気高い生き物である。

だから終電を逃したら、キミのように駅前で健気に始発を待ったり地面で寝たりせず、ネカフェやカラオケで朝を過ごそうとする。

終電後のナンパではそこを狙うと良い。

というか、そこに集まってくることが多いよ!という話だ。

僕はネカフェ前に張ることはあまりないが、確実に終電を逃した女の子は姿を現す。

ちなみにもしキミが友達と2人でいるなら、相席屋の前で入ろうとしている2人組の女性に声をかけてみると良い。

営業妨害にならないように頑張って。

事前にホテルにチェックイン


多少なりともお金に余裕があるなら、この方法も試してみてほしい。

まずは15時にホテルにチェックインをして、終電後までは思う存分ホテルを満喫すると良い。

終電後にナンパに行く際、ホテルに泊まっているキミは大きな武器を持っていることに気づくはずだ。

それは「旅行や出張でこっちに来ていると言い張ることができること」である。

これの何が良いかというと、「この辺でおすすめの居酒屋ありますか?今日旅行できてて…」みたいなナンパっぽくない声掛けができるし、日本人は観光客にはちょっと優しくなるのでナンパが成功しやすくなるという点だ。

しかも、事前に予約してるのでホテルまでの動線が圧倒的にスムーズなのも良い。

ラブホじゃなくビジネスホテルなのもヤリモクっぽくなくて良い。

旅行や出張で来てると言うことで、後腐れなくワンナイトを過ごしやすいというメリットもあることは内緒だ。

あ、くれぐれもダブルベットで予約するように。

ワンクッション挟み最終判断は相手に任せる


前の章にも続いている話である。

いきなりホテルに誘うというナンパ手法は僕はあまり好きではない。

それなら風俗でいいじゃんと思ってしまう。

まずは、飲みに行って、お互いを知って、多少の駆け引きをして、ホテルに行く。

さっきまで服を着て社会に溶け込んでいた女性が、今僕のものになっている感がたまらなく好きなのである。

急に性癖暴露をして申し訳なく思っているが、最初からホテルに誘うのではなく、まずは飲みやダーツに誘おうという話である。

そこで相手に「この人面白いな」「もうちょっと一緒にいても良いな」「素敵だな」と思わせられるに頑張って欲しい。

そして、最後は相手に判断を任せる。

「そろそろ帰ろか!おれは近くのホテル泊まってるから帰れるけど、〇〇ちゃん大丈夫?」

ここで「うん!大丈夫!」と帰る気満々のようなら、負けである。潔く諦めて、自分には何が足りなかったのか、もしくはナンパした相手を間違えたのか、反省会をして欲しい。

一方で「大丈夫じゃない!」「えー、ずるい」「もうちょっと遊びたい」のような反応が返ってくれば、おめでとうだ。

「じゃあ我が家に招待してあげても良いけど?」と言ってホテルに連れていくと良い。

事前にホテルを取っておいて、自分はいつでも帰れるけどね!状態を作っておいて、実際に帰っちゃう姿勢を見せることで、
「私一人でまたこんな時間に外に放り出されちゃう!?それはヤダな…」となって連れ込みOKを出してもらいやすい下劣な手法
なのである👍

まとめ

ここまでお付き合いいただき感謝する。

ところどころ、ナンパの成功率云々より僕のナンパ美学の話になってしまった。

謹んでお詫び申し上げたい。

ちなみにホテルをとってない場合は、3時50分くらいから本当に人がいなくて暇になるので、クラブに行ったりエニタイムの会員ならちょっと筋トレして帰ることをお勧めする。

さあ、終電を逃してナンパしよう!

僕も渋谷の道玄坂カフェを飛び出して、闘いに行ってこようと思う。