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結婚式で親戚が倒れた
アスカ
公開日｜2022.07.17
更新日｜2022.07.17
20年前の結婚式です。
出身地が新郎が新潟、新婦が静岡ということで、間をとって横浜で結婚式をおこないました。
なので、式場に人を集めるのも大変なので、式に呼ぶのは親戚だけとしました。
親戚だけとなると、年齢層が高くなります。
無理がきかない方もいらっしゃいます。
結婚式がはじまり、新婦新婦入場、司会者の挨拶。
緊張しながらも無難にはじまりました。
落ち着いたところでお酒もはいりだします。
司会者の話、ケーキ入刀、しばしご歓談、余興。なごやかな雰囲気とともにすすむお酒。
どうやら年配の男性の様子があやしくなってきているようです。
そしてそのときはやってきました。
「ドーン」という音がして、音の先を見てみると、年配の男性が倒れてしまっています。
お酒もさほど強くないのに(それとも歳とともに弱くなってきてしまったのか)、祝いの席ということで美味しくお酒を飲み過ぎてしまったようです。
祝いは席は突然騒然。
「おいおいどうする?」
みんなどうしてよいかわかりません。
その時だれかが、
「新婦こっちこっち」
医療機関で検査技師をやっている新婦が呼び出されてしまいました。
ちなみに検査技師は看護師とは違うのですが、素人にはどちらも同じに思えるのです。
突然誤解で、この場を託されてしまった新婦。そんな事をいわれても脈をとるくらいしかできません。
完全に泣きべそ状態になってしまいました。
それでもすこししたらラッキーな事に年配男性回復。式は元に戻って事なきをえました。
ですがもし男性が回復しなかったらどうなっていたのでしょうか？それについてはあまり考えたくなかった結婚式でした。
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