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男性育休を1年取得するまでの道のり
ダイゴロー 男性
公開日|2023.08.27
更新日|2023.08.27
近年、家事や育児は女性がするものという価値観は薄れつつあり、共働き世帯も増えて家事や育児に積極的に取り組む男性が増えているかと思います。
それに伴い、企業でも子育て世帯を応援するべく、育休の取得推進に取り組む企業も少なくないかと思います。
私が勤めている企業も表向きは従業員のワークライフバランス充実や男性育休取得の推進を目標に掲げていますが、私自身育休を取得するまでとても長い道のりでした。
2年前に1人目の子どもが生まれ、1か月だけ育休を申請したときに、「育休を取ってのんびりするのか?」「バカンスにでもいくのか?」と散々嫌味を言われましたが、懲りずに2人目が今年の年初に無事産まれたので思い切って1年間育休を申請し、現在家族の時間を大切に過ごしています。
1年取得するという意向は去年赤ちゃんが奥さんのお腹にいて安定期に入ったころから奥さんと相談したうえで決めており、前回より長期間育休を申請するということで、勇気を出して出産予定日の半年近く前に育休の申請をし、社内の同じ係の人への引継も始めました。
当社で男性で育休を1年取得する人は初めてということもあり、社内の周りの人からは驚かれたり、同じ係の人からはあまり良い顔はされませんでした。
業務の引継をこちらが資料も準備して場も整えて積極的に行おうとしても、なかなかまともに取り組んでくれないこともありました。
とはいえ前もって申請をしておいたうえに真摯にこちらが引継をしているので、上司もこちらに文句が言えず、無事に育休を取得できました。
育休期間に入ってからも、散々引継をしたにもかかわらず電話やメールで問い合わせがきたり、復帰を遠回しに促すようなメールも来ますが、こちらは毅然とした対応をして家事育児にいそしんでいます。
復帰してからの業務のブランクは少し不安ですが、育休は家族と向き合える貴重な時間と考えていますし、取ってよかったと心から思っています。
ただ、企業側はまだまだ男性の育休取得推進は実態として進められておらず、人々の認識もまだまだ古いままだと痛感しました。
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