まだお互いに好き合っているはずなのに「別れた方がいい」と告げられた……。そんな状況で困惑している方もいらっしゃるでしょう。

好きならこの先もずっと一緒に居られると思っていたのに、なぜ相手は別れを告げるのでしょう?

実は、こういったケースには定番となるような理由がいくつかあります。ご自身がその状況に当てはまっていないか振り返り、これからのことを考えるきっかけにしてみてください。

目次

意味不明!好きなのに別れるってなぜ?


画像出典:GIRLY DROP

これまでお付き合いしてきた恋人に、突然別れを告げられるだけでもショックなのに、「まだ好きなの」となると、さらに困惑しますよね。

とくに、将来一緒になりたいと思えるような相手ならばなおさらです。そんなとき、理解が追いつかず「意味不明だよ……」と相手を責めたくなるお気持ちも分かります。

けれども、大人の恋愛ならば、もしかしたらあなたのことも慮った上で決断しているのかも。ここからは、彼氏・彼女別に、まだ相手のことが好きなのに別れる理由をご紹介します。


まだ好きなのに“彼氏”が別れを望む理由・心理


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もしも、彼氏側がまだ彼女のことを好きなのに、別れることを望んでいたら。一般的によく挙がるのは、次のような理由です。


彼女のことは好きだけれど、今は仕事を優先したいため

良くあるのは「仕事を優先したい」というケース。仕事をしながらでもお付き合いはできるじゃん!と思うかもしれませんが、マルチタスクが苦手な男性は意外に多いものです。

また、海外への転勤を視野に入れていたり、今はキャリアアップを考えていたりと、恋愛より優先すべきことが明確な場合にも、別れを選ぶことがあります。


恋愛はしたいれど「結婚したい」とは思えないため

彼女のことはとても好きだし、恋愛はしていたいけれども、「結婚」は考えられないという男性もいます。よく聞く「独身のまま生きたい」というタイプですね。

もしかしたら、結婚に対してネガティブな印象を持っているのかもしれません。このまま一緒にいることで彼女の選択肢を減らしてしまう自覚があり、あえて別れを選んでいるのかも。


経済的な価値観が合わない・折り合わないため

彼女が高級なブランド品を欲しがったり、派手な生活をしたがったりと浪費家の場合、お金の価値観が合わず、将来の生活を思い描けないからと別れを切り出すことがあるようです。

反対に、過度な節制を当たり前のように求める女性との恋も、幸せな結婚を思い描きにくいでしょう。「金銭感覚」は生活に直結するため、別れを決断する男性もいらっしゃいます。



将来のことを考えたとき、周囲が求める条件が合わない

少数派では、彼氏の側が将来的に家業の後継者になることが決まっているなど、「家(という組織や会社)」を守らなければならないケースも

こういったケースでは、ご家族が「嫁(という役職)」として迎え入れる女性に対して理想の条件を掲げている場合があり、それに気づいて彼女を守るために別れを切り出すことがあります。


自分では彼女のことを幸せにしてあげることができない

失業や病気など致し方ないケースや、彼女が結婚に対して高い理想を持っているといったケースで、彼自身が自信を失うことがあります。

「俺では彼女を幸せにできない……」と感じ、諦めて現実的な決断をしてしまうのです。彼女の幸せを一番に思ってのことですので、しっかりと話し合いをして、お互いに支え合う意識を明確にすれば、お付き合いを継続できるかもしれません。


まだ好きなのに“彼女”が別れを望む理由・心理


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彼氏であるあなたのことをまだ好きなのにも関わらず、彼女が「別れる」という決断をしている場合、もしかしたら次のような理由があるかもしれません。


将来の人生プランを考えたとき、条件が折り合わないため

将来設計を考えた際に、彼女は子供が要らない派なのに彼氏は子供を望んでいる派、その逆のケースなどで不一致が生まれることも。相手の期待に応えられないのは悩みどころです。

付き合いはじめに分かることではないため、致し方ない側面もあります。悩んだ挙げ句、相手に我慢を強いることの無いよう、別の道に進む決断をすることも。残念ながらよくあるケースです。


相互に依存してしまう生活から自立するため

「まぁ、彼女ならきっと許してくれるだろう」と、無意識に彼女へ甘えてしまい、小さな衝突を繰り返している場合も、別れの原因になり得ます。

傍から見たら世話焼きタイプの女性に多いですが、相互に依存していることに気づくと、「離れた方がお互いのため」と別れを切り出すことも。自立の必要性を感じたのかもしれません。


ご家族と価値観が合わず、彼のために別れる

実際に結婚しようとしたら、彼のご両親が伝統的な「家制度」を重んじる方で、「嫁」に対する古風な理想像を持っているというのも良く聞く話です。

とくに、彼女の家が真逆の先進的な考えを持つ家となると、あまりにも価値観が違いすぎて結婚生活が思い描けなくなることも。こういった場合に、別れを意識することがあるようです。


まだ好きなのに別れたら、その後後悔は残る?

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お互いに、「まだ好き」の気持ちがあるのに別れてしまったら、その後の後悔は残るのでしょうかーーー?


後悔が残るケースもあるが、次のステップへ進めている

場合によっては後悔が残るケースもあります。本気で好きになり、一度でも将来一緒になることを考えたなら、その方のことを心のなかで忘れることは出来ないでしょう。

けれども、「結婚は結婚、恋愛は恋愛」と割り切った考えの方も多いです。別れた直後は落ち込んで後悔したとしても、次の恋がそれを癒やしてくれるのかもしれません。


どんなに相手が好きでも、結婚のための条件が整わないことも

どんなに相手のことが好きでも、結婚のための条件が整わないことはありえます。実際に、ヒトコイにもそんな体験談が投稿されていました。

この投稿主さんには、歴史ある由緒正しいお家に生まれた彼が。厳しいご家庭であることは知り合いの間でも噂になっており、不安に思うものの結婚のご挨拶をしに足を運びますが……

“門から玄関も大きく、圧倒されました。
それだけならまだ良かったけれど、私が1番噂通りだなと思ったのは、彼のお母さんの存在です。

ニコリともせず私を迎えると、ずっと私の方をじっと見つめて、観察されているようでした。
それでも、その場では何も言われなかったため、案外普通なのかなと思った矢先、私の携帯に電話が。

彼のお母さんからで、貴女のことをよく見させてもらったけれど、息子とは別れたほうがいいわね、合わないものと言われました。”


ドラマのような衝撃展開! このあと、彼はお義母様に同意されたそうです。

実際にこういう話はあちらこちらにあります。好きなのに別れなければならない状況は、このようにして生まれてくるのかもしれません。


まとめ


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まだお互いに好き合っているのに、突然「別れる」だなんて、なかなか納得できないですよね。

しかし残念ながら、大人の恋愛では、将来を見据えてお互いのために「別れ」を選ぶこともあります。「恋愛と結婚は別」という価値観を持った方も多いためです。

もしもパートナーの意思を尊重するなら、今回の恋は、あなたの心の中の大切な思い出として、そっとしまっておきましょう。

それでも、どうしても別れが嫌なら、今一度パートナーとよく話し合ってみてください。この記事が、今後の参考になれば幸いです。