「婚活はしたくないけど、結婚したい!」という複雑な思いを抱える人は少なくありません。

結婚したいのであれば婚活をしたほうがいいとはわかっているものの、なかなか重い腰が上がらない……。

こんなとき、どうすればいいのでしょうか?

今回は、「婚活はしたくないけど結婚したい!」という人へ向けて、解決のための方法をご紹介します。

自分の本心を見極め、ベストな方法を選択しましょう!

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目次

婚活したくないのはなぜ?考えられる理由5つ



「婚活はしたくないけど、結婚したい!」という人がこの問題を解決するためには、まず、自分の本当の気持ちを見極めることがなにより重要です。

そこでまずは、「婚活したくないのはなぜ?」というところを探ってみましょう。

婚活したくない理由としてよくある理由を5つご紹介しますので、「自分にはどれが当てはまるかな?」という視点で読んでみてください。


婚活はみっともないと思っているから

婚活は、結婚したい人にとってもっともメジャーな選択肢の1つです。

しかし、中には「結婚できない人がするもの」、「“売れ残り”しかいない」など、ネガティブなイメージをもつ人もいます。

婚活に行くことに対して「みっともない」、「恥ずかしい」、「人の目が気になる」、「将来、婚活で出会ったなんて言えない」といった気持ちがある人は、婚活に対して消極的になってしまいやすいです。


お金がかかるから

婚活にはお金がかかります。婚活アプリだと男性で3,000〜7,000円程度、女性で無料〜3,000円程度。婚活パーティーだと1回の参加につき男性で3,000~5,000円程度、女性で無料~5,000円程度です。なかなか大きな出費ですよね。

「日々の生活も一苦労なのに!」と婚活に対してなかなか腰が上がらない人が多いのも無理はありません。


面倒くさいから

婚活にはいろいろな努力が必要です。アプリやサイトで登録作業をしたり、メッセージでこまめにやりとりをしたり、会うことになったら服の準備をしたり。

そういった努力が面倒くさく感じられると、「婚活したくない……」という気持ちになりやすいです。


自然な出会いで恋愛をしたいから

自然な出会いで恋愛に発展することに憧れる人は多いです。「仕事で一緒になって」、「長年の男友達と」、「共通の友人の紹介で」など……。

自然な出会いによる恋愛、そして結婚を諦められないでいると、婚活に対して消極的になってしまいます。


婚活でイヤな思いをしたことがあるから

婚活は非常に難しく、残念ながらヘンな人に当たってしまうこともあります。

「メッセージでは感じがよかったのに、会ってみると怖い目にあった!」とか、「スタッフに失礼なことを言われた」など婚活に対してトラウマを抱えている人もいます。

一度ひどい目にあったら、二度と婚活なんてしたくなくなってしまいます。


結婚したいのはどうして?考えられる理由5つ


「婚活はしたくないけど、結婚したい!」という人は、婚活したくない気持ちと合わせて、結婚したい気持ちについても深く探っていく必要があります。

続いては、「結婚したいのはなぜ?」という理由を見極めてみましょう。

結婚したい理由としてよくある理由を5つ解説しますので、自分の本心に近いものはありそうか、考えながら読んでみてくださいね。


将来が不安だから

将来が不安だから結婚したい、という人は非常に多いです。「独身のままだと将来孤独死してしまう」、「寂しい老後はイヤだ」と考える人はこのタイプでしょう。結婚することで、将来を少しでも安泰なものにしたい、と考えているのです。


独身は寂しいから

独身でいることに寂しさを感じている人もいます。毎日職場と自宅を往復するだけの毎日で、日々に癒しやうるおいを求めているのもこのタイプ。

パートナーと夕飯を食べながら他愛ないおしゃべりをしたり、休日に近所へお出かけしたりと、ささやかな幸せを願っている人が多いです。


いざというときに頼れる人が欲しいから

人生にトラブルはつきものです。突然病気やケガをして働けなくなったり、家族に介護が必要になって仕事を辞めざるを得なくなる可能性はだれにでもあります。

そんなとき、自分1人では心もとない、だれかに支えてほしい、と感じる人は、結婚相手に対していざというときに頼れることを求めています。


周囲の目が気になるから

自分自身にはとくに結婚願望がなくても、親や親戚、友人や職場の人の目が気になって結婚したいと思う人もいます。

世の中には、「結婚はまだ?」、「なんで結婚しないの?」と聞いてくる人がいますよね。気にしなければいいのですが、気になってしまうのが人の心。親に「孫の顔が見たい」などと言われた日には、「結婚したくないわけでもないし、結婚しようかなあ」と考えてしまいます。


子どもが欲しいから

子どもが欲しい人の多くは、結婚することを望みます。もちろん結婚しなくとも子どもはもてますが、やはり結婚して子どもを授かるのが一般的な方法ではあります。

夫婦で仲良く子育てをする、なんていう人生に憧れて、「結婚したい!」と思う人は多いです。


自分の本心はなんだろう?本音を探る方法3つ


「婚活したくない」と思うことも、「結婚したい」と思うことも、どちらもまったく悪いことではありません。しかし、結婚するためには婚活をすることが近道であることもまた事実のように思えます。

この矛盾する気持ちをどうにか解決するためには、なによりも自分の本心を知ることが大切です。たとえ倫理的には褒められない気持ちだったとしても、他人には言えない恥ずかしい気持ちだったとしても、それはあなただけの大切な本心です。

自分の気持ちに素直になると、自然と矛盾が解決したり、解決策が導き出されたりします。

自分の本音を探るための方法を3つご紹介しますので、気になるものを選んでぜひ試してみてくださいね。


思っていることをすべて紙に書きだしてみる

思っていることをすべて紙に書きだすのは、自分の本音を探るために非常に有効です。

まずは紙を用意しましょう。紙はなんでもいいですが、A4やB4などできるだけ大きなものがいいです。そして、無地の紙が望ましいです。しかし、手元にそういった紙がなければ、どんなものでもかまいません。

紙とペンを用意したら、まずは真ん中に「婚活したくない」と「結婚したい」という文字を書きましょう。

その次に、今、心に浮かんでいる気持ちを書きます。他愛ないものでも、一見関係なさそうなものでもなんでもかまいません。思うがままに書きましょう。

紙がいっぱいになったら、紙をぼーっと眺めてみましょう。なにか気づくことがないでしょうか?

その紙にはあなたの本音が大量に乗っています。ぼーっと眺めると、自分の気持ちについて気づけることがあるはずです。


今の気持ちになった時期のことを思い出す

「婚活したくない」と思うようになったのはいつごろでしょうか? あるいは、「結婚したい」と思うようになったのはいつですか?

そう思うようになったのに、なにかきっかけはありましたか? それとも、なんとなくふとそう思ったのでしょうか?

そのころ、あなたはどんな仕事をしていましたか? あるいはどんな勉強をしていましたか? なにを頑張っていましたか?

あなたのプライベートはどんな状況だったでしょうか? 人間関係は?

なにかトラブルはありましたか? 上手くいっていたのでしょうか? それとも落ち込んでいる時期でしたか?

恋愛はどんな状況だったでしょうか?

今の気持ちになった時期のことを、立ち止まって思い出してみてください。紙に書きだしてみるのも有効ですよ。

その気持ちになるのには、なにかきっかけや流れがあるはずです。もしくは、なにかの経験や価値観が下敷きになっているはずです。

そのきっかけや価値観は、本心を探るためのヒントになってくれるでしょう。


立場の違う人に相談してみる

自分の本音を探りたいとき、自分とは立場の異なる人に相談してみるのも役に立ちます。

「立場の異なる人」とは、例えば自分が独身だったら結婚している人、自分が女性だったら男性、自分が婚活をしていなければ婚活をしている人やしたことのある人です。年齢や職業、住んでいる地域が違う人もいいですね。

できれば、できるだけ違いが大きい人が望ましいです。上の例であれば、年齢と職業と住んでいる地域の違う、婚活をしたことのある既婚男性だと一番いいですね。

立場が異なるということは、視点が異なるということです。視点が異なれば、見えている世界も価値観もなにもかもが違います。そういった人の話を聞くと、自分の本音に気づくための思わぬヒントが得られる可能性が非常に高まります。


婚活以外で結婚を目指す方法2つ


自分の本音を探ったうえで、「やっぱりどうしようもない! 自分は婚活したくないけど結婚したい!」と思う人へ向けて、最後に、婚活以外で結婚を目指せる方法をお伝えします。

率直に述べると、婚活が頭にかすめた人は、婚活が頭にかすめている時点で、おそらく婚活をすることが結婚への最短ルートです。

しかし、自分の気持ちに反する行動をとっても、苦しくなるだけ。

少しくらい遠回りをすることになったとしても、自分の気持ちに正直な行動をとるのがおすすめです。

婚活以外で結婚を目指す方法を2つ解説するので、ぜひ参考にしてください。


友人・知人に紹介してもらう

友人や知人は、自分のことをよく知ってくれています。そのため、相性のよさそうなお似合いの人を紹介してもらえる可能性が高まります。

また、友人や知人の紹介だと、相手が「ヘンな人」である可能性もグッと下がります。

さらに、共通の友人・知人の存在によって、誠実なやりとりを重ねられる可能性が高まります。

友人・知人に紹介してもらうためのポイントは、次の3つです。


真剣にお願いする

冗談交じりにお願いすると、本気だと思ってもらえず聞き流されてしまいます。お願いするときは真面目にお願いしましょう。


お願いする相手を精査する

誰彼構わずお願いしてしまうと、ヘンな評判を流されてしまったり、適当な人を紹介されてしまったりするかもしれません。

信頼できる人や仲のいい人、付き合いの長い人、価値観の合う人、交友関係の広い人などの条件に絞って、お願いする相手を厳選しましょう。


好みの条件を明示する

紹介してもらいたいあまり「どんな人でもいい!」と言いたくなってしまうかもしれませんが、あまりにも条件を示されないと、お願いされた相手が困ってしまいます。

「定職についている人、人の悪口を言わない人、清潔感のある人。絶対じゃないけど、スポーツが好きな人だとなお嬉しい。年収や身長、体型は気にしない」など、ある程度の条件を提示しましょう。


人の集まる場所に参加する

人の集まる場所に参加するのもおすすめです。職場と自宅を往復する毎日を送っていると、出会える人も限られてくるからです。

さまざまな人が集まる場へ行くと、素敵な人と出会える可能性が高まるだけでなく、未来の伴侶を紹介してもらえるかもしれない友人・知人の数も増えます。また、さまざまな人と交流することで、知見を広げ、自分を磨くこともできますよ

なにか興味のあるものがあれば、地域のスポーツサークルや会社のクラブ、習い事などを始めてみましょう。興味のあるものがなくても、これを機に趣味をつくってみるのもおすすめです。

また、異業種交流会などのイベントに参加したり、バーなど人の集まる場所へ行ったりするのもいいでしょう。



まとめ

婚活はしたくないけど結婚したいという複雑な思いを抱えたとき、どうすればいいのか悩んでしまいますよね。

大切なのは自分の気持ちに正直になることと、具体的な行動を起こすことです。素敵なご縁に恵まれますように!