キーワードで探す
義母の手出し口出し
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
私は40代の専業主婦です。夫と子供二人、それから夫の両親との6人で一緒に暮らしています。夫の両親は息子たちをとてもかわいがってくれていて、子供も祖父母にとてもなついています。
そんな義父母と子供たちの間で私がイライラと感じてしまうことが多々ありました。なかでも私を激しくイラつかせた出来事は、子供の食事の仕方についての義母の手出し口出しです。それは子供が4歳のころ、夕食をとっている時におこりました。
子供にとって良いこと悪いこと
我が家では私の両脇に子供たち二人を並べて夕食をとっています。上の子供のすぐ横に義母が座っており、上の子供のお向かいが義父です。夫の両親の子育てにおける考え方のなかに「食事やおやつは好きなものを好きなだけ食べさせる」というものがあります。
実際に夫もそうやって育ってきました。かなり肥満児だったそうですが、小学校高学年の頃にテレビ番組でみたマッチョな体型に憧れてからは肉体改造に目覚めて自分で食事管理を徹底したそうです。
ですから夫の両親は好きなものをすきなだけ食べさせて育てても立派に育つと自信満々なのです。しかし私は子供に好きなを好きなだけという考え方はどうしても受け入れられませんでした。
なんせ食事の前であっても義母はチョコレートやおせんべいなどのおやつを子供に食べさせてしまうため、食事の量は少しだけになってしまいます。おまけに食事も好きな物から食べ、嫌いな物はすべて「お腹いっぱいだから」と残してしまいます。
私がなんとか一口だけでも苦手な野菜を食べてもらいたくて上の子供の口に運ぼうとした時、義母が「いいでしょう、お腹いっぱいと言っているのだから」と口出しをしてきました。そして子供の反対側から「これをたべて終わりにしたら?」と子供のすきな食べ物をスプーンにさして口もとにもっていったのです。
子供の口の前に好きな食べ物と嫌いな食べ物がさしだされた状態になりました。そして子供は好きな物をパクリと食べて「ごちそうさまでした」と言いました。
その瞬間の私の感情は、怒りと絶望が入り混じった悲しいものでした。私は子供に「適量なおやつと、バランスのとれた食事をとってほしい」というのが希望でした。義母の考え方とは正反対なのです。
泣き叫びたい気持ちをこらえて子供に「これはお腹のなかをきれいにしてくれるから、食べてみようよ」と言ったとたん、涙がこぼれました。
涙が出た瞬間、頭が真っ白になり義母をいっさい見ずに「親は私です。明日から子供のおやつは適量を私が与えます。苦手なものもお腹がすいていれば美味しく食べられるかもしれません。夫が肥満児だったのはあなたたちのせいであり、夫が痩せたのは夫自身のおかげです」
と抑揚のない調子で言いわたしました。翌日からは私なりのルールを作って、それを義父母にも守ってほしいと伝えました。ルールは守られてはいませんが、私の考えは伝わったようでおやつや食事の際には多少遠慮してもらえるようにはなりました。
伝えることは重要です
育児においては様々な考え方があり、事故や事件につながること以外であればどちらが絶対的に正しいとは言えないものがほとんどです。私の場合においても「楽しく食べる」という点においては義母の考えもたまには良いでしょう。
もともと神経質なところがある私はバランス重視になりすぎて子供にとってはしんどい面もあったと思います。子供にとっては関わる大人が多いことで豊かに成長できることもあるようです。自分一人の方が育児をやりやすいと感じる時もありますが、それでも義母たちがいることは子供にとっては良い面があると考えることで気が楽になります。
嫁姑で意見が食い違った場合、嫁の立場からすると育児がとってもしんどくなります。言いたいことも言いにくいです。それでも冷静に自分はどうしたいのかを伝えるべきです。すんなり受け入れられなくても、伝えることでやりやすくなることはあると思います。
引用元:子どもを上機嫌にするテクニック
もっと読みたい!あなたにおすすめの記事はこちら
ログインをすると利用出来ます
コメントを書く