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俺うまいって奴はみんな下手
ガーデナー
公開日|2022.03.05
更新日|2022.03.05
気持ちが下がっているときは、色んなものが下がっている。
出会う人間も、状況も。
なので、自暴自棄になっていた時期の男運のなさは凄まじいものがあった。馬鹿をやったなぁと思うけど、レディコミや週刊誌に出てくるような人種が実在するとは思うまいよ。
そいつは良き理解者を装って私の前に現れた。
女は共感されるのに弱い。若かったし、そいつがどれくらい本気で私のことを考えてくれているか見極められなかった。
今ならやめとけそいつクズやぞと判断できるが、当時は無理だった。
許可してないのに勝手に下の名前で呼んでくる。まあ年上だし仕方ないか?と飲み込んだ。
出掛けた時の食事は奢ってくれるし。ファミレスだったけど。
年上をふりかざすくせにケチだなと思っていたら、そいつは既婚者だった。
既婚者が他の女に手を出す意味がわからなかったのだが、多分スタンプラリーみたいなものだったんだろう。(実は先輩も食われていたとあとで知った)
そいつの分身は信じられないくらいのサイズで、よくこれで妻以外の女にできるなと逆に感心した。
小さすぎて入っているかもわからない。
全然良いと思えない。ご自分だけ盛り上がり、テクニックはあるからとほざいている時、どの口がいうのかと笑い出しそうになった。
既婚者だと発覚する前に、デートで初めて私服を見た時も恥ずかしくて回れ右したくなった。
実年齢を客観的に見られない若作りな服装。百歩譲って似合っていればいいが、もう壊滅的にずれてる、ださい、中学生か?って格好。
なんでお高いホテルの食事にいくのにその格好。ドレスコードってご存知ない?
ベッドのマナーも何もなっていない勘違いさんは他のことも勘違いなんだなと学んだ一時だった。
ああきっと武勇伝にされてるんだろうな。
けど、私もここでダメな男のネタとして昇華しているんだからお互い様か。
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