既婚者となると、独身時代のように異性と「デート」する機会が減ってしまいます。

しかし年齢がいくつになっても、結婚をしても、デートでドキドキする感覚は憧れますよね。

既婚者同士のデートというものは果たして「あり」なのでしょうか?

さらに既婚者同士がデートする際には、どのような誘い方が正解か、そして、どんなことに注意すればいいのか、順を追ってみていきましょう。

目次

既婚者同士のデートとは?



既婚者同士がデートするというのは、一般常識に当てはめて考えると「アウト」な行為といえるかもしれません。

もちろん、デートという言葉の定義に、何がどこまで含まれているかというのは明確ではありませんし、そこは自分で境界線を引くということになります。

どんな相手と、どんなことをするかは、最終的には自分で判断するしかないのです。


ただの友人としてデートはできる?

既婚者同士のデートのポイントは、最終的には体の関係を持つか、それとも持たないかによって分けられるのではないでしょうか。

もし体の関係にまで至らなければ、それは単なる友人として会っているだけということになります。

そうであれば、パートナーの価値観によって、それすらいやだということもあり得ますが、万一デートがばれてもそこまで大きな問題にはならないでしょう。


体の関係を持ったデートは?

その一方、あらかじめの約束であったり、その場の雰囲気の流れだったり、なんとなくいい雰囲気になってデートの流れで体の関係を持ってしまうこともあるはずです。

これは法的にも問題となり、いわゆる「不貞行為」で最悪の場合慰謝料が請求されてしまうリスクもあります。

そのあたりを踏まえて、既婚者同士のデートでどこまで関係を深めるかは、成り行きに流されるのではなく、事前にボーダーをしっかり引いておくべきです。

つまり、体の関係を持つか持たないかは、デートする前に決めておいた方が良いということです。


既婚者同士のデートの誘い方


既婚者が、相手も既婚者と分かっている時にデートに誘う際には、どんな誘い方をしたら良いのでしょうか。


「デート」に誘う感じではなく

既婚者同士がデートするというのは、たとえ頭でそれを「良し」としていても、あからさまに誘うのは気が引けるという感覚が普通ではないでしょうか。

つまり、誘われる方としても、誘われるのはかまわないけれど、そうは言ってもどこかやましい気持ちもあると言うことです。

そうなると、露骨に「デートしましょう」と誘われると、気安く「はい」と返事がしにくいということになります。

そのため、既婚者同士のデートに誘う際には、いかにも「デート」という誘い方でなく、オブラートに包みながらもデートを「ほのめかす」誘い方をするのが正解です。

例えば「おいしいレストランを見つけたから一緒に行きませんか」といった誘い方が王道です。

自分が何かしたいことがあるから、良かったら付き合ってもらえませんか、というニュアンスであれば、相手の既婚者も「そのくらいならいいか」と思って、良い返事をしてくれるはずです。


何かのお礼を装う

露骨に既婚者同士のデートに誘うのがイヤだというのであれば、何らかの「お礼」をしたいというお願いをしても良いでしょう。

もし普段顔を合わせる機会があるのなら、何かを手伝ってもらったり、助けてもらうような状況を作ってみてください。

そのお礼として食事をごちそうするというのなら、自然な流れで逢えるはずです。

普段顔を合わせないような相手なら、例えばSNSで困ったことや悩みを相談してみても良いでしょう。

その結果助かったのでお礼がしたいと言えば、断られることも少ないはずです。


既婚者同士のデートの場所は?


既婚者同士のデートで、最大の問題となるのが誰かに見つかるということになります。

仮にやましいデートでなくても、悪意のある知り合いや、噂好きの知り合いにデート現場を見られてしまうと、その後何が起こるか分かったものではありません。

そのためデートする場所は、極力知り合いがいない場所にすることを強くオススメします。

近場では、まさかそんなところにはいないだろうという場所でも、見つかってしまうリスクはあることを忘れてはいけません。


生活圏とは異なる場所で

まずは自分と相手の生活圏、つまり、日常的に立ち入るような場所は危険です。

油断してつい、いつも行くカフェやレストランに行ってしまうと、思わぬ目撃者が現れる可能性があります。

たとえその日に深い関係になるようなことをしていなかったとしても、既婚者同士が一緒にいるところを目撃されると、どんな噂が広まるのかわかりません。


できるだけ暗い場所がオススメ

既婚者同士のデートは、水族館や映画館など、デートしているところではっきりと顔が見られにくい場所がオススメです。

仮に知り合いがいたとしても薄暗いと誰だか分かりにくくなりますし、仮に見つかったとしても確信が持てないため噂も広まりにくくなります。


基本は現地集合・現地解散

気をつけなければいけないのが、デートの場所だけでなく、そこに行くまでの往復の交通機関です。

仮にマイカーに乗っていたとしても、生活圏をデート相手と走っていると、案外見つかってしまうものです。

公共交通機関も同様に、目撃者に出会ってしまうリスクがあります。

デートの場所までは、お互いにひとりで移動するというのが、既婚者同士のデートの原則といえるでしょう。


既婚者同士のデートの注意点


では、既婚者同士でデートする際には、どんなことに注意したら良いのでしょうか。

これもやはりできるだけ既婚者同士でデートしていることを、他人にばれないように気をつけるということにつきるでしょう。


連絡のログを残さない

もし既婚者同士でデートをする際の約束で、LINEなどを使って連絡を取っている際には、そのやりとりはすぐに削除しておいた方が良いでしょう。

何かのきっかけでパートナーがLINEを見ている可能性もありますから、特にデートがばれてしまうような内容は削除しておくのが正解です。


デートの痕跡も消しておく

例えば映画を見に行ったり、水族館に行ったりした場合も、入場券の半券などがデートの痕跡として残ってしまいます。

もちろん友達と行ったなどの言い訳は可能ですが、このような痕跡はできるだけ残さない方が正解です。

特に問題となるのが、ラブホテルを使った場合の割引券です。

次に安くなるからと割引券を取っておく人もいますが、もしラブホテルの割引券がパートナーに見つかってしまった場合は、致命傷になりかねません。

経験がないと大丈夫と思うかもしれませんが、意外とこのパターンで不倫がばれてしまうことも多いのです。


外で手つなぎをしない

絶対に知り合いがいないような場所ではともかく、少しでもあってしまいそうな場所でデート中に手をつなぐのも危険です。

外にいる間はスキンシップをガマンすることも、既婚者同士のデートではマストといえます。



「既婚者同士の誘い方」よくある質問

既婚者同士の誘い方に関して、よく出てくる質問をご紹介します。

既婚者同士のご飯の誘い方はどうすればいい?

デートに誘っている感じではなく、何かの「お礼」と装って誘うのが自然な流れでいいでしょう。

既婚者同士で遊ぶ場所はどこが良い?

生活圏内だと、目立つ可能性があるため、生活圏とは違った場所にいくこと、

また集まった際は現地集合をし、現地解散をするのが良いでしょう。

まとめ

既婚者同士のデートは、社会的な目から見るとあまり歓迎されないことがほとんどです。

かといって結婚したからデートのときめきをあきらめてしまうことができないというのであれば、少なくとも自分も、デートの相手も、そしてパートナーも傷つけないように、徹底して配慮することが重要です。

デートの誘い方から、デートの場所、立ち振る舞いなど、しっかり注意してふたりだけの世界を楽しめるよう、気配りをしながら楽しむようにしてくださいね。