DV男に好かれる！歪んだ愛情にハマる女性とDV男の特徴

「DV男に好かれる」という言葉からあなたはなにを想像しますか。

実は、DV男に好かれてしまうことは、深刻な心の傷を負う危険性をはらんでいます。
歪んだ愛情にハマる女性とDVを振るう男性の特徴を知ることは、自らを守り、健全な人間関係を築くための第一歩です。

この記事では、そのような関係に陥りやすい女性の心理とDV男の行動パターン、そしてそのサイクルから脱却する方法について掘り下げていきます。

DV男に好かれる女性の特徴

自己評価の低さと依存心

彼女たちは、自分の価値をパートナーの目で判断してしまいます。その結果、パートナーに支配されやすい状況に陥ってしまうのです。
このような女性は、自分の感情や意見を表現することが苦手で、パートナーの要求に従ってしまう傾向があります。

パートナーに嫌われたり、捨てられたりすることを恐れているため、DV男の暴力や暴言にも耐えてしまうのです。

愛情と支配を混同する傾向

DV男の支配的な態度や要求を「愛してくれているから」と思い込み、それに従っていれば愛されると錯覚してしまうからなのです。
しかし、DV男は本当に女性を愛しているのではなく、自分の欲望やプライドを満たすために女性を利用しているだけ。

さらに、DV男は女性に対して束縛や嫉妬を強くし、女性の自由や人間関係を制限してしまいます。

どうしてそのようなことをするのかというと、DV男は女性を自分の所有物として扱っているからなのです。

遠慮がちで優しい

こうした女性は自分の欲求や感情を抑えることが多く、それが相手の支配を容認してしまいます。
彼女たちは、DV男に対して優しく接することでDV男の心を和らげたり、変えたりできると期待してしまうのです。

しかし、DV男は女性の優しさを弱さと見なし、残念ながらますます女性を見下してしまいます。
DV男は、女性の気持ちを考えることなく、自分の都合のいいように女性を扱うのです。

尽くすタイプ

彼女たちは、相手の望むことに何でも応じることになり、自分を犠牲にすることになります。
自分の価値を相手に認めてもらうことでしか感じられないので、相手に尽くすことが自分の幸せだと思い込んでしまうのです。

しかし、DV男は女性の尽くしに感謝することはなく、当然のこととして受け入れてさらに多くの要求や条件を出してきます。

DV男の特徴とやり口

最初は優しく穏やかな印象

しかし、これは相手を自分のものにするための手段に過ぎません。
彼らは自己の価値観や行動を正しいと思い込み、相手に押し付ける傾向があり、この思考は支配と制御へとつながっていくのです。

自分の思考は正義だと思っている

彼らは自分の行為がDVだと認識せず、相手が悪いと思い込んでいるのです。

支配的な態度と言動をぶつける

彼らはパートナーに対して支配的な態度を示し、自分の意のままに行動させようとします。
これは、言葉の暴力や身体的な暴力にもつながり、パートナーの自由や人間関係を制限して自分の所有物として扱います。

彼らはパートナーの感情や意見を無視し、自分の都合のいいように扱うのです。

愛情を装ってコントロールする

表面上は優しいし愛情深く振る舞うのですが、実際にはパートナーの行動や感情をコントロールしようとします。
彼らはパートナーに対して束縛や嫉妬を強くし、パートナーの自尊心を傷つけます。

そうやって傷つけるくせに、「愛してくれているから」と言ってDVを正当化しようとするのです。

歪んだ愛情にハマる理由

繰り返される甘い言葉と暴力のサイクル

DV男は優しく愛情を見せて女性を引きつけ、次に暴力や支配を行います。
けれど、こうしたサイクルは女性を混乱させてDVから抜け出せなくなってしまいます。

例えば、ある女性は、DV男の「君が好きだから」という言葉に騙され、自分の自由を奪われました。
しかし、DV男は暴力を繰り返して謝罪するというパターンを続けることによって、女性は自分が悪いと思い込み、別れられませんでした。

DV男は女性の心理を操り、自分のものにしようとします。実際、DV男の8割がこのサイクルを繰り返しています。

脱出が困難な状況

女性は経済的、感情的、社会的な理由でDV男との関係を続けることが多いとされ、その理由は次の３つがあげられます。

・経済的な理由としては、DV男に仕事や財産を奪われ自立できないことがある。
・感情的な理由としては、DV男に愛情や同情を感じ、変わると期待することがある。
・社会的な理由としては、DV男の脅迫や周囲の偏見や無理解により、助けを求められないことがある。

また、蜜月期のDV男の言葉や態度で、自分が暴力を受けていると気づけないことだってあるんです。
これらの理由で、DV関係にある女性は、脱出が困難な状況になることがわかっています。

DV男が嫌いな女になってしまおう！

こうした考え方は、自己防衛の一環として非常に効果的です。
このアプローチでは、自立心を高め自己肯定感を強化することで、DV男からの操縦や支配を拒絶する女性の姿勢を育てますよ。

強く、自分の意見を持ち、自信に満ち溢れた女性はDV男にとって魅力的なターゲットではなくなるからです。
ではどういったことを実践したらいいのかを、お話ししていきましょう。

自分の意見をはっきり言う

自分の価値観を持ち、意見をしっかりと表現する女性はDV男から敬遠されますよ。
そのためにどうしたらいいか、以下のことを心がけるといいでしょう。

・自分の感情や考えを正直に伝える。
・相手の意見に対しても、賛成や反対の理由を述べる。
・相手の要求に対しても、自分の意思を明確にする。
・相手の暴力や暴言に対しても、自分の権利を主張する。

自信を持って過ごそう

逆を言えば、自己肯定感が高く自分自身を大切にする女性は、DV男にとって魅力的ではないのです。

ですから、自信を持って過ごすことは、自分の能力や価値を認め、自分の幸せを追求することになります。
では、自信を持って過ごすためにどうしたらいいのか、以下のことを心がけるといいでしょう。

・自分の長所や強みを見つける。
・自分の目標や夢を持つ。
・自分の成長や成功を認めて褒める。
・自分の失敗や挫折を受け入れて学ぶ。

嫌われることを不安視しない

だからこそ、自分を大切にして自己の価値を他者に左右されない強さを持つことが重要です。

嫌われることを不安視しないということは、自分の選択や判断に責任を持ちって自分の幸せを優先することです。
そのためには、以下のことを心がけるといいでしょう。

・自分の気持ちや欲求を大切にする。
・自分に合わない人や環境から離れる。
・自分に優しく、他人にも優しくする。
・自分の人生に満足し、感謝する。

DV関係からの脱出方法

サポート体制を作っておこう

まちがっても、DVの加害者に同情したり、「彼はきっと変わる！」と期待したりしないでください。
また、DV加害者からの連絡や付きまといには、無視をするか警察や弁護士に相談しましょう。

法的手段と心理的ケア

おわりに