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「いつのまにかマインドコントロールされている気がする……」そんなモヤモヤした気持ちを抱えている女性もいらっしゃるかもしれません。
お付き合いしている恋人同士や夫婦間では、意図せずマインドコントロール(過剰な支配・管理・干渉)が起こってしまうことがあります。
今回は、身近にいるちょっと困ったマインドコントロール男子について深掘りしてご紹介します。
目次
恋人関係なら、大抵は、自身が相手の色に染まっていくことに、どこか幸せを感じるのではないでしょうか。
しかし、反対に相手の言動に何かしら違和感や悪影響を感じるなら、知らず知らずのうちにマインドコントロールされている可能性も。
ここからは、さまざまな背景からつい他人を支配しがちな「ちょっと困ったくん」の例をご紹介。理由や対処法も一緒にご紹介するので、チェックしてみましょう。
極端に自信が無く社会からの評価に過剰に敏感になっている男性は、傷つきやすく、思い込みも激しい場合があります。
自分の意見との相違点を「敵対」のように感じたり、些細な言動を「敵意」とみなしたりして、突然強い否定や怒りをぶつけてくるかもしれません。
彼とは別の意見を言うとき、「あなたを否定する訳ではないよ」とか「あくまでわたし個人の考えね」と前置きし、安心感を与えることで衝突を防げる場合がありますよ。
離れることや嫌われることに強い不安を感じるので、彼女の行動もできれば自分の予測内におさまって欲しいという無意識があります。結果、過剰な管理や束縛に繋がるのです。
「心配してくれてありがとう。でもわたしは信頼してほしいな。」と、やんわり安心感を与えつつ、本当はどうしてほしいか伝えてみて。
生真面目で柔軟性がなく、常に「〇〇すべき」「〇〇が常識」というルールのみを重視するタイプの男性もいます。会話は“正しいor正しくない”といった二元論が多いです。
彼の所属しているコミュニティのルールがそのまま彼の行動規範なので、違った立場の人の環境や常識の違いを鑑みることが苦手。視野が狭い特徴があります。
こういう男性には、正攻法が良いです。モヤっとする事柄をテーマに、2人でそのルールが妥当か協議しましょう。このとき「どちらの考えも正しいよね」というスタンスで話し合い、両者が納得する「折衷案」を用意する習慣をつけてみて。
人の気持ちを想像するのが苦手な方もいます。自身の感じ方や意見のみを過信してしまい、他人の感情や価値観に鈍感です。
とくに異性の感情を読むのは苦手で、「女性は〇〇すると喜ぶ」のような恋愛ノウハウ本を鵜呑みにしている男性も。「どうして分かってくれないの?」と怒っても、伝わりません。
対処法は、細やかに感情を言語化するだけ。怒る前にやんわりと「実は、〇〇で△△な気持ちだから、▢▢してほしい」と伝えましょう。理性で理解すれば、彼も思いやりのある行動がとれる可能性があります。
情緒不安定な男性は、自身の感情の責任を自分でとることが苦手。怒りや悲しみなどの不快な感情は相手の影響によるものだと思っており、周囲を振り回しやすいのです。
世間的には愛されキャラでも、実は無意識に弱い立場になって相手をコントロールしようとしていることも。彼の感情に巻き込まれないよう、線引きを意識することが大事です。
彼が感情的になったら、とりあえず否定せずに事実として聞き流し、「しんどかったね」など、用意しておいた“受け止めのセリフ(いくつかテンプレがあると◎)”を伝えて。落ち着いたら、冷静に話し合いができるはずです。
男性のなかには「君のために言っているんだ」という建前で、相手を思い通りにしようとする方も。“支配=愛情”という無意識の刷り込みがあり、彼女に対してもそれが愛情だと混同しています。
実は相手もそういった家庭環境で育っており、「あなたのため」と家族から極端に厳しい教育や過剰な干渉を受けて従うことが日常化していた可能性もあります。
彼に対しては、「わたしのことを考えてくれてありがとう」とお礼は伝えつつ、「でも、これはわたしのためにならない」と、具体的にあなたが困っている旨や、あなたの意思を伝えましょう。
マインドコントロールに振り回されやすいのは、次のようなタイプの女性です。
・自分になかなか自信が持てない人
・誰かの意思決定に従うことが常の人
・主体的な発言が苦手で、会話も受け身の人
支配・強制・束縛の強い行動をする男性は、多くの場合、無意識に自分より弱く従順な人に対して強い言動を示すことがあります。
もし、マインドコントロールしてくる困った彼とのやりとりに違和感を感じたら、迷わず「それはおかしい」と意思表示することが大切です。このとき、感情をぶつけてはダメ。何が違うのか、どうしてほしいのか、理性的に伝えるのが効果的です。
お互いに罵りあいになる前に、腹を割って本音を話し合う機会を設けられれば、彼も自身のズレを認識できるようになるでしょう。
前述の「ちょっと困ったくん」の実例は、苦笑いしながら話し合っていける程度なら良いのですが、度を超してヤバい(実害がある)ケースは要注意です。
・日常的に暴力やモラハラがある
・そもそも話し合いにすらならない、応じない
・いつも罵倒され、すでに何が正しいか分からない
こういったケースなら、無理やり相手を変えようとするのは逆効果。まずは友人や家族などに相談しながら客観的な判断を仰ぎ、専門の第三者機関に相談しましょう。
マインドコントロールしてくる相手は、大抵、自覚も悪気もありません。だからこそ、上手に意思表示をして問題を2人で解決することができれば、少しずつ良い関係性を築ける可能性があります。
誰だって、成人後もまだまだ人間として不完全。だからこそ「うまくいかないことがあっても、一緒に成長しよう」という共通認識を持っておくのがおすすめです。
大人同士の話し合いは「どちらも正しい」ということが往々にしてあります。あなたもOK、わたしもOKのスタンスで会話すれば、上手に意思表示ができるはずですよ。
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