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一番いいデートスポットだったのは...
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
結婚している身でありながら、夫以外の男性を愛してしまいました。
愛する気持ちを抑えることができなかったのです。
絶対に、周囲にバレてはいけない禁断愛でした。
不倫愛の始まり~彼との出逢いは地域の行事
数年前、私は、地域のお祭りの実行委員になりました。
そこで出逢ったのが彼。
私より年上で、独身でした。
一緒に祭りを盛り上げようと奮闘しているうちに、お互いに映画が好きなことが判明。
自然と会話の機会も増えていき、徐々に、好意を持ち合うようになりました。
好意 イコール 恋愛感情。
それを認めるのは、勇気のいることでした。
お祭りが終わり、彼との接点もこれでなくなってしまうと想うと、寂しくなりました。
「お祭りが終わっても、同じ地域の者同士、よろしく」
そんな言葉で自分の想いを正当化させ、連絡先を交換した私。
彼も、同じ気持ちだったと想います。
その日から、私たちは頻繁に連絡を取り合うようになり、ついに、不倫愛へ一歩を踏み出すことになりました。
「デートをしよう」となったのです。
不倫相手の彼とデートができるのは、夜
彼と逢えることは嬉しい。
でも、絶対にバレてはいけない。
どこへデートに出かけるのがいいか……。
私の夫は、夜勤のある仕事をしていましたから、その時間をデートに充てるのが一番安全だと考えました。
「今度の金曜日の夜なら、時間が空きます」
都会では、24時間営業の居酒屋などが多くあるでしょうが、私の住む地域は、夜遅くには、どこのお店も閉まってしまいます。
夜にデートをする場所などありません。
「デートは無理かな……」
私はそう考えていました。
すると、彼からは、「じゃあ、金曜日、ぼくの家で逢いましょう」と返事がきたのです。
不倫の恋「家に行く=危険」と想っていた
人妻である私が、独身男性の家へ行く。
それはとても危険なことだと想っていました。
ですが、実際に行ってみると、危険どころか、とても安全なデート場所だということがわかったのです。
まず、夜遅かったため、人に見られるリスクはほとんどありませんでした。
昼間に一緒に街を歩いていたほうが、目撃のリスクも高まったでしょうし、関係を怪しまれてしまったような気がします。
一旦家の中に入ってしまえば、居酒屋などとは違って人目を気にする必要はありません。
リラックスして、彼との時間を楽しむことができました。
素の姿を見せ合うこともでき、関係も深まりました。
彼が借りてきてくれていたDVDを観ながら、まったりと過ごす幸福な時間。
不倫愛なのに、こんなに落ち着いたデートができるんだと驚き、そして幸せでした。
不倫恋愛……幸せだと欲が出る
不倫なのに、どこか安心感がある。
そんなデートを、私たちは重ねました。
すると、私に欲が出てきたのです。
「普通の恋人同士のように、外でもデートがしたい」
「夜しか逢えないのは、ちょっと寂しい」
そんな私の言葉に、彼は困ったように笑いながらいいました。
「イケナイ恋愛なのに、こうしてまったり過ごせるなんて、ぼくは幸せだよ」
その言葉で、私は自分が欲張りだったと気づきました。
彼から本当に愛されていれば、普通の恋人たちのように外に出歩けなくてもいい。
そう想えるようになったのです。
外でのデートに踏み切らなかったのは、今から考えても正解だったと思っています。
人目を気にせず愛を語り合うデートスポット
不倫愛で、人目を気にせずに時間を過ごせる時間というのは、とても貴重です。
常に気をはっていなければならない恋ですから、「穏やかな時間」を求めたくなるものなのです。
そんな幸せを求めることは間違っている――そういわれてしまうかもしれませんが、好きになってしまったものは、どうしようもないのです。
不倫愛でも、人目を気にせずゆっくり一緒に過ごしたい。
そんなとき、彼の家は最適なデートスポットだったのです。
引用元:修羅場ライフ
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