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旦那に不倫された話1
元サレ妻 女性
公開日|2023.07.08
更新日|2023.07.08
前回のセックスレス真っ只中の私たちの話はこちらから。
結婚後、1年くらい経って旦那との行為はなくなりました。
行為はもちろん、キスやハグ、手を繋ぐといった軽いスキンシップも。
これまでは、リビングでテレビを見るときは隣に座ってくっつきながら観るのが当たり前だったのに、レスになってからは隣に座るとちょっと離れたところにズレられる。
それがかなり辛かった。
それでも何気ない顔して話しかけたりしてみたけど、一切こっちを向かずにスマホかテレビを見たまま心ここに在らずな返事。
しまいには話を遮られて「そろそろ寝るわ」「風呂いってくる」と言われ、リビングから、私から離れていく。
そんな風にあからさまな態度を取られても私は、疲れているんだなと思いこむようにしていました。
(今思えば、そう思い込むことで傷つかないようにしたかったんでしょうね)
デートもなくなった
セックスもなくなり、スキンシップもなくなりましたが、デートもなくなりました。もちろん急に無くなったわけじゃなくて、徐々にですけど。
大学時代から付き合ってると、もう定番のデートスポットなどは行き尽くしていて、結婚してからは一緒に住んでいるからという理由でデートらしいデートはそもそも減っていました。
それでも、時々はちょっと良い食事をしたり、旅行に行ったりはしていました。
セックスの頻度が減って行ったのと同じくらいの時期からデートも減っていって、これまでは「ここ良くない?」「これ面白そうじゃない?」と行きたいところや、やりたいことをさりげなくアピールすれば、「行こっか。やろっか。」などと言ってくれていたのに、
「ふーーん。良いじゃん」
「友達と行ってきなよ」
決して自分から行こうとは言ってくれない。
私が誘うと渋々承諾するか、なんとなく断られるか。
だんだん、誘うのも嫌になってきて私が誘うのをやめたら完全にデートすることも無くなった。
夫婦仲を戻す方法を調べて実践してみたけど
友達や親には旦那が私に冷めてきているなんて、言葉にすると本当になりそうだし、恥ずかしすぎて相談できなかった私が頼っていたのはネットの情報だけ。知恵袋やネットの記事を読んでは、自分の状況に重ね合わせていました。
夫婦仲を戻す方法として、マンネリを解消するっていうものが書かれていて、私自身もマンネリになっているという自覚があったので、実践することに。
いっつもおんなじような服を着ていたので、服の雰囲気をガラッと変えたし、髪もバッサリ切ってみた。
だけど効果はなかった。
レスになってから半年
そんな感じで私のいかなる努力も無駄になっていたのですが、レスになってから半年経ったくらいのところで、旦那の行動に変化が。彼は元々そんなに忙しい仕事じゃないから、平日はわりかし早めに帰ってくるタイプだったし、部活もコロナになってから活動が減っていて、休日も割と家にいるタイプだった。
だけど、だんだん平日の帰りが遅くなって、休日も出かけることが多くなりました。
(気づいたのはだいぶ後なんだけど…)
気づいたのがだいぶ後っていうのは、当時レスになっていた、夫婦仲が冷めていたということもあって、その事実に向き合うのが辛かったから仕事に力を入れていて、私自身帰るのが
遅くなっていたからです。
彼は家事がアホほどできないので、私の帰りが遅い時は家の冷凍食品や、コンビニで買ってきたご飯を食べるタイプで、冷凍食品を食べた時は皿は洗わずにシンクに置きっぱなしだし、コンビニで買ってきた時はゴミ箱を見ればゴミが入ってる。
だから私が家にいなくても家で食べたかどうかは一発でわかるんだけど、そういうのがだんだん少なくなっていって、「今日外で食べたの?」って聞くと「うん。」と答える日が増えてきた。
そのうち、彼の帰りが残業をしてきた私より遅くなって、
「今日取引先の接待あるから遅くなる」
「今日後輩と飯行くから」
という連絡だけがくるように。
そのうち帰らない日が増えてきた
そんな感じで彼が遅く帰ってくる日が増えてきたと思ったら、今度は帰らない日が増えてきました。「今仕事が忙しくて帰れない。」
「朝荷物取りに帰る」
などと連絡がくるのみ。
帰らなかった次の日は決まって上機嫌で、これまでなかったのにケーキだのなんだのと何かしら買ってきてくれるんです。
「どうしたの?」と聞けば、「最近帰り遅かったり、帰れなかったりでなんか申し訳ないからお詫びに」とのこと。
超バカな私は、
忙しくなって私の大事さに気がついたのかな?
なんて思っていて全く気づいていなかったんです。
旦那の不倫に。
その当時の私は、とにかく彼が自分から離れて行っていることから目を背けていました。
勘では絶対なんかあるって思ってるのに、違うっていう確信を得るためのネットサーフィンをする毎日。
自分が落ち着く情報を得られれば、ちょっと落ち着くし、自分の勘を肯定してしまうような情報だったらその発信者が小虫の大群に突っ込みますように。と祈っていました。
そんな私が旦那の不倫に気がついた話は長くなりそうなのでまた次回にします。
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