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はるばる遠距離の相手に会いに行ったら浮気相手に突撃された話
わこ
公開日|2022.12.03
更新日|2022.12.03
遠距離恋愛をしていたときの話です。
滅多に会うことができなかった代わりに、電話での会話は頻繁にしていました。
仕事が終わって1時間、2時間と長電話することも多く、電話代がとんでもないことになったことも数知れず。
タイミングが合わないときは留守電にメッセージを入れておくこともありました。
それでも、いつか会える日を楽しみに過ごしたものです。
そして、お互いの都合がつく日に向こうの地元で会うことになったのですが。
当日は朝からウキウキ気分というか、まだ暗いうちに起き出して、朝風呂に入って入念に洗います。
実は、この日は朝イチの新幹線に乗って行くのです! 乗り遅れないように家を出て、乗り換えを経て長時間の旅の末に到着したころはすっかり夕暮れに。
駅を出て姿を探すも暗くてよく見えません。
それでも少しすると向こうがこちらに気付いて近寄ってきました。
そのまま車に乗って部屋へ行き、さぁ楽しむぞと思っていたら。
電話のベルが鳴り響き、空気が変わった気がします。
実家からの電話ですぐに帰らなければならいないと。
それはともかく、こっちはどうすればよいのでしょうかという気分で、とりあえず部屋に残り、帰りを待つことに。
そういえば夕食もまだだったなぁ。街へ出て適当に買い物をして戻り、風呂に入って寝てしまったのでした。
しばらくすると、ドアを叩く音が。
何か叫んでいますが意味が分かりません。
どうやら、浮気相手のようですって。
え? 浮気されてたの? ナント、この浮気相手は頻繁にココに来ておりコッチが留守電に入れていたメッセージを聴いていたようです。
2人で一緒に? なぜわかったかって、入れたメッセージの中身を叫んでましたもの。
だからこの日来ていることも知っており、こうやって突撃してきたようでした。
なんで浮気相手に突撃されないといけないのか。
鍵までは持っていなかったようで、しばらくすると帰ったようでしたが、どっと疲れが出てしまったのでした。
その後は、結局数日経っても実家?から戻ってこなかったので、鍵はポストの中に入れ長時間の列車に揺られて帰りました。
あれから2人がどうしているのかは知りません。旅費、返して。
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