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なかなか手を出してこない、ジャニーズ系彼氏の真の姿
きょんこ
公開日|2023.02.07
更新日|2023.02.07
私が25歳の頃です。
当時OLをしていた私はいい年なのに彼氏もいなくて特にお洒落に力も入れず干物女と化していました。
周りの女の子は彼氏とデートしたり素敵な思い出を育んでおり、横目でそれを見る侘しさと言ったらありません。
この時の私は仕事人間になっておりすっかり心の潤いを無くしていたのです。
しかしそんな私にも転機が訪れました。
偶然入った喫茶店の店員さんに激しく胸がときめいたのです。
まだ二十歳くらいのジャニーズ系の男の子で笑顔が素敵な子でした。
中性的な雰囲気で物腰柔らかくあっと言う間に虜になった私は同時に急に恥ずかしくなりました。
こんなみすぼらしい私では思う事も許されないと思ったのです。
一念発起してお洒落に目覚め頻繁に喫茶店に通う様になりました。
顔見知りとなった彼に思い切って連絡先を渡し見事繋がる事に成功しました。
やがて一緒に遊びに行くようになり自然と付き合う様になったのです。
この頃の私は幸せそのものでした。
しかしある違和感も覚えていました。
彼がちっとも私に手を出して来ないのです。
そんなに魅力が無いのかな、もう私に飽きたのかなと疑念が膨らみとうとう彼に問い詰めました。
彼は酷く驚いていましたが「じゃあ、今からやろう」と押し倒して来たのです。
急な展開に混乱しましたが漸く心身ともに繋がれると安堵したのも確かです。
しかしここで驚愕の事実が発覚しました。
服を脱いだ彼の胸にはサラシが巻かれており体つきも男性にしては細く肌は白く滑らかなのです。
もしやと思い下を確認すると案の定何も付いてません。
そう、彼は実は女の子だったのです。
今まで騙されていた訳ですが余りの衝撃に怒りよりも唯茫然とするしかありませんでした。
必死に彼、いや彼女から謝られ出来れば関係を続けて欲しいと懇願されましたが残念ながら私は異性愛者です。
きっぱりと別れを告げました。
まさか付き合ってる人の性別を間違えるとは、私の見る目の無さにもガッカリした体験でした。
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