遠距離になった結果

めるてぃあ

公開日｜2022.03.01

更新日｜2022.03.01

高１のときにできた彼氏の話です。

高３までは、普通の優しい彼氏でした。クラスは違いましたが特に嫉妬されることもなく、一緒の部活にも入っていたので楽しく過ごしていました。

わたしは専門学校、彼は大学に進学希望でした。共に地元青森から埼玉の学校を目指していたので、進学後も一緒に過ごせるものと思っていました。
しかし彼は希望の大学に落ちてしまい、第二希望だった大学も落ちてしまいました。彼は一年浪人を決意し、わたしは埼玉の専門学校に進学したため、遠距離恋愛をすることになりました。

わたしは初めての一人暮らし、学校、アルバイトに大忙しの日々を過ごしていましたが、彼は塾に通い始めるもあまり勉強に身が入らないようでした。
毎日かかってくる電話に疲れてしまい、頻度を減らしてもらえるように頼みました。そのときは「わかった」と言ってくれた彼でしたが、どうやら納得していなかったようです。

バイトが終わると電話の通知が10件以上。電話の約束をしてないときもかかって来ていました。「バイトだった」と伝えても、本当にバイトだったのか、俺のことを面倒だと思ってるのか、もう嫌いになってしまったのか、他に男がいるのかと質問責め。そんなことないよと伝えても、彼には響いていないようでした。
1回の通話時間も２時間ほどで、睡眠時間を削らなくてはいけなかったのでせめて30分にして欲しいと頼みました。すると、その短くした分を他の男との時間にするんだろうと言われる始末。

結局遠距離を2ヶ月ほど続けましたが耐えられず、3年記念日の前日に電話でお別れをしました。
この世の終わりくらい泣いてました。わたしは解放感で泣きました。