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「嫁と姑」というと、意地悪な姑が嫁いびりをする…というようなマイナスイメージを持っている方も多いですよね。
昔からよく取り上げられ、確執が多いとされている「嫁と姑」問題。
今回は、夫にも吐き出しきれないようなトンデモ姑の例や、そんな姑と付き合う際に少しでもストレスを減らす方法を考えていきます。
目次
女性はホルモンや天気の関係で気分や体調が変化しやすい人が多く、男性よりも感情の波が激しいと言えます。簡潔な結果を求めて理性的に動く男性に比べて、経過や感情に振りまわされがちな人が多いのも女性の特徴です。
男性であれば、その場で文句や結論を言い完結させることができる問題でも、女性同士は気を遣ったり、言い方が直接的でなかったりして、問題が長引くことも多々あります。
嫁と姑の間も同様に、女同士ならではのやりづらさがあるのです。
ただ、結婚し独立した息子に対して、いつまでも「私の子ども」という意識が強い姑は厄介です。
嫁は血の繋がった娘や息子とは全くの別物で、かわいい息子を横取りしたような存在に見えてしまうのです。嫁に対して競争意識を持ったり、息子に愛されている嫁に嫉妬心を持ったりしてしまうケースがあります。
また、結婚とは女性が男性の家庭に入るものだという意識が強かった時代には、息子やかわいい孫の中で嫁だけが血の繋がらない「他人」でした。そうして立場が弱い嫁をいびっていた姑も多いようです。
年代で少し感覚が変わりますが、男性の家事育児への介入が少なかった姑世代は「女は子育てと家事をする」もしくは「家事も育児も仕事も1人で頑張った」という女性が多いでしょう。その分、家事の仕方や家の守り方にはこだわりやプライドがあるのです。
家事のやり方が違う、料理の味付けが違うなど、嫁のやり方と自分のやり方が違う所に目が行ってしまうのですね。
嫁としても、自分の家庭と家のことに口を出されてばかりだと、相当なストレスを感じてしまいます。
2世帯住宅など、毎日一緒にいてお互い家事をする家族の場合は特にこのストレスが大きいでしょう。
では、実際の嫁と姑間にはどのようなトラブルがあるのでしょうか。あるあると頷く例もあれば、ドン引きするような例もありますよ。
先程紹介したように、今まで自分の料理や整理で家族を守っていた姑は、いうなれば「実績」も「経験」も豊富にあるベテランです。
嫁よりも家事の経験年数が多いことも当然ですね。
「こっちのほうが絶対汚れが取れるから」「ここでこの隠し味を入れると、息子が好きな味になるのよ」など、いろいろと口を出してきます。
頼りになるアドバイスもあるかもしれませんが、頻度が多いとウンザリですね。
また、手間をかけることこそが愛情と思い、便利な家電を嫌う姑もいます。「ホームベーカリーで作ったパンより、絶対に手作りパンの方が美味しい」「私は料理しながら洗い物を、と効率的にこなしていたのに、あなたは食洗機に頼っていていいわね」など、いまや珍しくも何ともない家電を忌み嫌うのがこのパターン。
便利でいいなと認めるのではなく、「私は苦労したのに嫁が楽をしている」という嫌味のタネになってしまうようです。
「腰回りがたくましくなってきたわね!」「すっぴんだったらシミ多いのね」など、デリカシーのなさと、気が置けない仲だということを混同してしまうパターンも困りものです。
また、孫が楽しみなあまりに、子作りに対しての質問や口出しをする姑も多いようです。
「子どもは絶対早いほうがいいから、仕事なんてしないで子作りしましょう」や、頼んでもいないのに「これが妊活に良いから、食べてみて!」「こうしたら男の子ができるって聞いたわ」など、思わず「放っといてよ!」と切り捨てたくなるアドバイスの数々…自分たちのペースで、そっとしておいてほしいものですよね。
息子が稼いだお金、息子夫婦が稼いだお金は自分にも回ってきて当然のように「年金じゃ足りないから、お母さんをサポートしてちょうだい」と定期的な要求をしてくる姑もいるのだとか。
孫に会いに来てやっているのだから、旅費をよこせと要求してくる姑の話も聞いたことがあります。恐ろしいですね…。
嫁が入れないと分かっていながら昔話で盛り上がり、家族の仲の良さや息子のことを知り尽くしていることをアピール。
娘には何もさせず「ゆっくりしてね」というのに嫁には仕事をいいつけ、さらに文句や口出しまで。
嫁の肩身を狭くするための攻撃を繰り出してくるのです。
嫁への態度だけなら百歩譲ってまだしも、ひどいパターンだと孫への態度にも差がある姑もいるようです。
あととりの子のほうの孫を「内孫」と呼びますが、孫にとっては内も外もなくおばあちゃんです。
自分といとこ達との差を感じると傷付くのは当然です。子どものためにも、距離を置くほうがいい姑もいるのですね…。
しかし、どんなに嫌なタイプでも、夫の母であり家族であるうちは関わらなければならないケースがほとんどです。
そして残念ながら、もう何十年も生きてきた姑の性格は、そうそう簡単に変わるものではありません。こちらが何かしらの対策を考える必要があります。
付き合いの中で少しでもストレスを減らすためにはどのような対策ができるでしょうか。
LINEや電話などで嫌味攻撃があるかもしれませんが、直接会うより攻撃力は少ないのではないでしょうか。
お盆や年末年始は必ず義実家に行くという家庭は、本当にその必要があるのか話し合ってみてください。パートや体調などを理由にして、自分だけ会う時間を減らすのもひとつの方法です。
仕事や友人との付き合い、自分の実家など、不自然でない理由をいくつか考えておくといいですね。
姑のテリトリーである義実家へ行くのではなく、人目がある外や食事の店などを選ぶのもいいでしょう。
同居の場合も、多少嘘をついても外に出る時間を設けるなどして距離を置くことができればベターです。
買い物や散歩、習い事など、姑と離れると同時に自分なりにリフレッシュできる方法を探してみてください。
最初はつらいかもしれませんが、何度も同じことをされるのであれば「この人はこういう人なんだ」という諦めも出てくるはず。
あなたと姑は性格も全く違う相手ですし、年齢によるギャップもかなり大きいはずです。
なんとか取り繕おう、うまくやろうと思うのがストレスの原因に。分かり合うのがそもそも無理だと諦めてしまいましょう。
むかつく姑は、ただあなたを攻撃したいだけ、もしくは逆に何も気にせず振る舞っているだけなのです。
姑のひとつひとつのむかつく行動に原因があるわけではないのです。あなたのせいでもないのに、気に病みすぎるのは損ですよね。
あまり真剣に受け止めず「また言っているな」「暇なのかな」など、少しずつ慣れていくことを目指してみてください。
特に、息子が可愛いがために嫌がらせをしたり口うるさくなったりしている姑には、「息子に嫌われたくない」という気持ちがあります。
夫があなたと姑の間に入り、盾になってくれればあなたへの直接的なダメージが減るのです。上の義実家訪問を減らす方法なども、夫が理由をわかってくれていればフォローに入りやすいですよね。
あなたからは言い出しづらい指摘でも、夫なら言えるというケースもあります。
ただ、明らかな悪意がない姑の場合は、むやみに夫に不満をぶつけるのは危険です。自分の母親を悪く言われるのは、決して気分のいいものではありません。
感情的にならず、冷静に、「こういうことが嫌だった」と伝えましょう。
どのようなストレスでも同じかもしれませんが、人に赤裸々に話すことで楽になる人は多いのではないでしょうか。悩みの大小はあれど、姑に不満を持っている人は他にもいるかもしれませんし、イライラや不満に共感してもらうのも救いになるかもしれません。
周りに気遣いなく話せる人がいない場合は、SNSもオススメです。匿名で書き込めば、本音を吐き出すことにも気遣いが不要なので思い切り愚痴が言えます。
姑の愚痴がメインのSNSのアカウントなどもありますよ。
同じ悩みを持つ女性のコミュニティもありますので、自分が気楽に本音を吐き出せる場所を見つけてみてください。
あなたと姑、全く違う人格の大人ですから、多少のすれ違いは仕方のないものです。
しかし、明らかに「むかつく!」と感じるような態度が続くと悩ましいですよね。
嫁姑問題は、離婚の原因になるほど深刻な場合も多いのです。姑がむかつく相手でも、あなたにとって夫や家族などの心強い理解者がいることを願います。
簡単に解決する問題ではないかもしれませんが、自分に合ったストレス解消法を見つけて、華麗にスルーしていけるといいですね。
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