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夜の海での告白。青春を共に過ごした彼。
マリー
公開日|2022.04.24
更新日|2022.04.24
彼との出会いはクラブです。友達が呼んだ男友達の連れとして、彼がいました。
第一印象は「チャラい、遊び人」と、最悪。
最も私の嫌いな人種で、全く恋愛対象ではありませんでした。
その日はとりあえず連絡先を交換し、そこからたわいもない連絡を繰り返すうちに、長電話もするようになりました。
彼は見た目とはギャップがあり、とても素直でまっすぐな人で、私も次第に当初のような嫌悪感がなくなっていました。
ある日彼に「今日海にドライブ行かない?俺の好きな海があるんだけど一緒に行きたい。」と誘われ、行くことになりました。
海に着き、2人で砂浜を歩きながら、適当なところに座って話していました。
彼が好きだと言う海は、穏やかで綺麗で心が洗われるような場所でした。
そこで彼は小さい頃の話や家族の話を楽しそうにしてくれ、すごく楽しい時間を過ごしました。
最後に彼が、「好きになっちゃったんだけどさ、俺の彼女になってくれない?」とサラッと笑顔で言ってくれたのが昨日のことのように思い出されます。彼らしく素直で愛嬌のある告白から私たちの交際がスタートしました。
私たちは彼の就職を気にすれ違ってしまい2年半でお付き合いにピリオドを打ちましたが、彼と出会えて本当によかったと思います。
素直でまっすぐな彼はいつも私にストレートに愛情表現をしてくれていました。当時は鬱陶しく感じてしまったこともありましたが、今はとても大切なことだと感じています。教えてくれた彼とのはじめてのデートは今でも私の大切な思い出です。
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