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イケてない自分に高嶺の花の彼女ができた話。
おうし 男性
公開日|2022.10.12
更新日|2022.10.12
これは私が大学生の時に初めて付き合った彼女についてです。
大学に入学して最初に目に入った子がその子ですぐに「この子はモテるな。」と思いました。
やはり彼女はその学校にいれば誰もが知っているとても人気のある子でした。
彼女を見かけると必ず周りに男の人がいて「やっぱりモテるなあ。」と心の中で思っていました。
私には手が届くこともない高嶺の花。
ある日、同じ授業で彼女は私に挨拶をしてくれました。
それからその授業だけは席が近いこともあってか毎週のように声をかけてくれました。
なんでかなと毎回思いましたが美女に言ってもらえるのでとても嬉しい日々でした。
授業が休校になった日に食堂に早めに行くと同じ授業をとっていた彼女もいて向こうは、あっというような表情をしていました。
しかし私は人見知りがひどかったり、どうしていいのかわからず目線を切ってしまい彼女の所を通り過ぎるまでそうしていました。
やがて彼女のもとを通り越す瞬間にちらっと目をやると彼女がとても寂しそうな何とも言えない表情をしている横顔を見てしまいました。
当時私は何であんな表情をしていたのかわからずにいて、「何かへこむ事でもあったのかな?」と思ったくらいでした。
それから約一年が過ぎたころ彼女が挨拶をよくしてくれていた授業はもう履修出来なく彼女に挨拶をしてもらうこともなくなりました。
ある朝、星占いを見た時に自分は意外な人から告白されるというものを目にして空き時間に食堂で友人たちと話しているときにその星占いの話を出すと「そういえばあの子お前の事が好きらしいよ。」とそこにいたやつが言ってきました。
私は何を言われているのかわからなくその話を何度か聞きなおしました。
ようやく内容を理解し私もすべてを知ってしまったということで周りの奴が私たちをいい感じに合わせてくれるなどしてくれ、彼女の方から告白してもらいました。
交際開始してからは本当に幸せな日々を送らせてもらいました。
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1. 2022.10.13| しょう
感動しました。
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