ヒトコイとは
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想いも告げられず終わった恋。つらい高校生活。
とき🐔
公開日｜2022.10.13
更新日｜2022.10.13
私が1番辛かった恋愛は友人と同じ人を好きになってしまったことです。
高校生の時、同じクラスのノブ君を好きになりました。
でも私は太っていたし、全くモテなかったので自分に自信がなく、誰にも言えずにただ遠くから眺めていました。
同じグループのミキちゃんは可愛くて明るくて、男女問わずクラスの人気者でした。
ノブ君は特別かっこいいわけではないし、目立つ存在ではなかったけど、優しい男の子でした。
ノブ君を好きになった理由は私が1人で帰ろうとしていた時に声をかけてくれて、駅まで一緒に帰った時のことです。
前から優しい人だったので気にはなっていましたが、一緒に帰った時に派手な容姿の他校の生徒とぶつかってしまいました。
私は悪くなく、向こうがふざけていてそのままぶつかってきたのですが、謝りもしませんでした。
太ってはいたけど、突然のことで避ける事もできず派手に転けてしまいました。
ぶつかった本人は謝りもせず、むしろ私が悪いと言いがかりをつけてきました。
私は謝って早くその場を立ち去りたいと思ったけど、膝を擦りむいて痛くて直ぐには立てませんでした。
するとノブ君は「こっちもすみませんでした。でも公共の場でふざけるのは良くないと思います。」とはっきり言うと私に手を貸して立たせてくれてその場を離れさせてくれました。
その事があってノブ君を好きになった1ヶ月後、ミキちゃんとノブ君が付き合い始めました。
友達の事だし、喜ばないとと思ってはいたけど、惚気話を聞くのはとても辛かったです。
2人は高校卒業するまで付き合っていたので、私はずっと話を聞いていないといけなかったので、辛い高校生活でした。
結局ノブ君に告白する勇気もなく、他の人を好きになる事もなく私の高校生活は幕を閉じました。
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