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大学の仲いい友達と、私が好きだったイケメン上司。
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
これは私がまだ結婚する前の、今でも思い返すたびキュンとする告白エピソードです。
私は大学の時に知り合った男女仲の良いグループと、社会人になっても週末よく飲みに行ったり遊んだりしています。
そのグループ内でドキドキすることも、キュンとする事も、男性として意識する事もなく、そのまま何年も仲の良いグループとして過ごしていました。
当時、私には好きな人がいました。
その好きな人は仲の良いグループの人ではなく、私と同じ会社で働くイケメンな上司です。
私はイケメンな上司に好意を持っている事を、グループ内でも特に仲の良い男性Aくんに話していました。
Aくんは、酔っ払った私の話を呆れながらも聞き、相槌を打っていてくれました。
忙しい日々が重なり、やっと仲の良いグループでの飲み会を開催。
楽しい気分でお酒を飲んでいると、Aくんが海外転勤になってしまい、これからは気軽に会えない事をその場で告げられました。
友人達が寂しがったり、勇気付けたりしてる中、私は頭が真っ白になっており、気づいたらその飲み会が終わっている状態でした。
私は確かにイケメンな上司の事を憧れていて、好きだと認識していました。
ですが、このどうしようもなく寂しくて、胸がキュンと傷む感情を無視する事が出来ませんでした。
私はAくんに電話し、
「好きか分からないんだけど、行ってしまうって聞いたら、すごく寂しくて、このままじゃだめな気がして。」
正直な気持ちを、そのままAくんにぶつけました。
Aくんは、小さく笑うと、
「嬉しいよ。俺も言いたい事あって、もし○○に言われなかったら、同じ事言おうとしてたよ。」
と、いつもの穏やかで優しい声で言ってくれました。
その言葉を聞いた時、私は初めてAくんがどんなに大切で、大好きな存在であったかを知りました。
私が涙ぐんでいると、Aくんの方から付き合って欲しいと告げられ、私達は晴れて付き合う事に。
ですが、しばらくすると宣言通り、Aくんは近々海外転勤へ。
電話とメールのみでコミュニケーションを取り、会えるのは半年後に一回。
10年たった今、些細な喧嘩やすれ違いはありますが、旦那さんとお嫁さんとして、今でも想い合い仲良く過ごしています。
引用元:Qrun
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