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ヒールメイトに出会う前~某大手出会い系サイトでの初めての婚外体験~
まさと@婚外初心者 男性
公開日|2024.08.17
更新日|2024.08.19
①初めて登録した出会い系
改めて自己紹介をします。「まさと」です。カフェとスイーツに詳しい40代の会社員。普段はX(Twitter)で活動しています。「ヒールメイト」という既婚者専用のマッチングアプリ(サイト?)で今の彼女と出会い、現在は幸せな日々を送っています。
登録時は会員数も少なかったヒールメイトですが、今は人気らしいです。既婚者専用のアプリではツートップのひとつとか。成長しましたね。
自分が使っているサイトが人気になるとうれしいものです。
さて、前回の記事でヒールメイトとそこで出会った彼女との馴れ初めを書いたのですが、改めてヒールメイトに出会う前の状況を書きたいと思いました。
私はエリアを統括する管理職をしており、地方と東京本社を行き交う多忙な日々。けれど、それなりに充実した平和な毎日を送っていました。
そんなある日、興味本位で登録したのが、ある大手出会い系サイトでした。〇〇メールというやつですね。
特に不自由ない暮らしの中で感じた刺激への渇望……。それが、この世界へ入ったキッカケかも知れません。
全く分からない中で無料会員登録をして、女性のプロフィールを探していきます。
当然最初は上手くいかずに悩む日々……。
自分のプロフィール写真を工夫し、自己紹介の内容もより具体的にする事で、周りと違う印象を作って差別化しようと努力しました。
そんな試行錯誤をしていると、ある時一人の女性からのメッセージが届きました。そのメールが婚外初の「女性とのプラトニックなお付き合い」のキッカケになるとは、その時は全く意識していませんでした……。
②なぜ出会い系に登録したの?
私が婚外相手に求めていたのは、お互いの生活や考え方、人柄に触れるような、些細な日常のやり取りができる関係でした。仕事関係や家庭は、長い付き合いだからこそ、会話内容も安定してものになっているので(悪く言えばややマンネリ)、自分が知らない環境の人と繋がることで刺激が欲しいと思っていたのかも知れません。
当時は仕事の付き合いで色々な方とお出掛けする機会はありましたが、あくまで仕事の延長でした。
そのような日常生活から切り離した関係を求めて相手を探し始めました。
出会った女性 は、新規登録で5歳下のユキさんという専業主婦の方でした。
プロフィールの写真も無く、内容も簡易的な感じで、積極的にはお相手探しをしていないのかな?と最初は思いました……。
距離もお互い適度に離れており、やり取り出来たらラッキーかなくらいの気持ちでメッセージを送ったのです。
すると、返信が届き、やり取りを開始。
日常の些細な事から趣味や仕事の話をして時間を過ごす事が多くなりました。
お互い慣れていないのと、家庭でのバレが怖くて「フリーメール」でのやり取りです。
その為、よく言われるLINEの既読スルー等とは無縁でゆっくりとした時間が流れていきました。
しばらく他愛無い話をしてから、彼女へ「何故サイトへ登録したの?」と聞いてみました。
すると彼女から、「旦那さんが出会い系に登録して実際会っているから、自分もどんなサイトか確かめようと思った…」との事でした。
まだ出会い系と言うものがイマイチ分かっていなかった自分にとっては、かなりビックリ!する内容だったのを覚えています。
そんな彼女からの軽いカミングアウトを受けてからも、お互いそれ以上は深入りしない会話を続けていきました……。
③実際に会う事になった
ユキさんとのやり取りは数ヶ月ほど続いたと思います。お互い緊張が解けて、やりとりでは敬語も無くなり冗談を言う関係になっていきました。
たまに出先の自然の写真を送り合ったりしながら楽しい時間を過ごしていました。
お互いなんとなく好意が芽生えてきている感覚がありましたが、出会った経緯からも恋愛に進んでいく事はないかなと思っていたので、特に予定も合わせる事なく月日が経過していたのです。
しかし「ある日」、彼女から思いがけない提案があったのです……。
日々のやり取りしている内に凄く気になる存在になった!
「まさとさん」に会って話がしてみたい…!
突然の申し出に私は少しビックリしながら、会う約束をしたのを覚えています。
今ならばユキさんに気の利いた言葉でもかけながらデートプランを提案できたと思いますが、当時は緊張して「会おうね!」としか言えない自分がいました……。
その後もやり取りを続けながら具体的にプランを考えていきました。
何しろ結婚してからデートらしいスポットには行っていない状況です……。
(家族連れスポットなら詳しかったですが、そういう訳にもいきません💦)
そこで、ユキさんが好きなスイーツを食べに行くことになりました。
お互いの中間地点の場所を中心に調べて、一つのカフェを候補場所に決めました!
マスターが一人で切り盛りする、緑を多く感じる都心のカフェです。
いかにもチェーン店でない雰囲気のお店を探すのに苦労した思い出です!(今はむしろ得意分野なので、数年で人は変わりますね!)
そんな感じで決めた場所をユキさんへ伝えて、当日を待つ事になりました。
初めて会った日は初夏の始まりの暑さを感じる日でした……。
あっという間に当日になったのを覚えています。
お互い写真交換してはいましたが、結婚してからこんな形で異性に会うという初めての状況にドキドキが止まりません……。
待ち合わせの改札に早めに着き、彼女を待ちました。
時間が近づき改札から降りてくる人達を気にしながら眺めていると、1通の着信が……。
「ユキさん」からの電話です!
出来るだけ冷静を装いながら会話をすると、どうやらユキさんも改札にいるようです。
すぐ近くだ…!
周りを見渡すと、笑顔が可愛い女性が小走りか駆け寄ってきました。
正直想像以上に若く綺麗なユキさんに驚き、最初の会話はぎこちない感じになってしまったのを覚えています……。
駅からcafeまでの道のりは10分程。お互いメールではたくさんのやり取りをしていたので、その後の会話はスムーズに弾んでいきました。
お互いの趣味や学生時代の楽しかった事、お互い海が好きなのでスキューバダイビングの話などをしながら盛り上がっていると、あっという間に目的地に到着。
cafeのドアを開けると席は充分空いていて、奥のスペースが広い席に案内されました。
ウッド調のテーブルと観葉植物が雰囲気癒さる空間で楽しい時間を過ごせました。
初めて会ったとは思えない会話に時があっという間に流れ、帰宅時間となりました。
ユキさんは専業主婦なので、あまり家を空ける習慣がありません。
遅くならないように早めに帰宅をする段取りしました。
お互い帰り道は途中まで一緒だったので、名残惜しさも感じながら、次に会う約束してお別れをしました。
その時は、この一回が最後となる事は知らずに……。
④突然のお別れ……
帰宅途中の電車で早速御礼のメールを伝え、お互い楽しかった事を感じ合い、心地よい疲れを感じながら時間が過ぎていきました。その後もお互いメールやり取りの頻度は上がり、日常のちょっとした一コマを写真で送り合うなど2人の仲が急速に進んでいったのを覚えています。
次の約束を決め、一緒に行きたいcafeを2人で探して、会う日を待ち遠しくして過ごしていたある日、ユキさんかの1通のメールが届いたのです。
「ごめん、今日はお別れのメールを送ります……」
私もビックリして、すぐに返信をします。
「どうしたの?何かあった?」
少しずつ彼女が話し出しました。
旦那さんから行動を怪しまれ、これ以上会う事が難しいということでした……。
そして、今までのやり取りの中から、ユキさんの気持ちが「友達から恋人になりたい」と変わってしまい、苦しくなってきたとも言われました…。
その言葉に、返す言葉も思いつかないまま、精一杯、今までの感謝を伝えお別れしました。
⑤楽しい思い出を胸に・・
最初の婚外は、何気なく始まった日々のやり取りから、お互いを必要とする気持ちが芽生えた出会いとなりました。今思えば精神的な支えとなる「セカンドパートナー」だったと思います。
肉体関係は有りませんでしたが、お互いの気持ちは近くにいる感じで心地よく楽しい思い出になっていきました。
その後ユキさんとは、会う事は有りませんでしたが、「婚外恋愛の楽しさ」を知る初めてのキッカケとなりました。
お互い家庭がある中で、少しだけ時間を共有して充実した気持ちへとなる。
それが婚外恋愛の楽しさになるのかなと感じた貴重な体験でした。
その後、出会い系サイトやマッチングアプリをいろいろ知るなかで、出会い系サイトでユキさんのような女性と出会えたことは奇跡に近いことが分かりました。
ユキさんとの出会いがなければ、ヒールメイトで彼女と出会えてない訳ですし、人間、何があるか分かりませんね。
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