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【暇なので妹のパパ活に乱入してみた①】「オトナ」を連呼する男性たち…パパ活アプリの表と裏
とうもろ こしき 女性
公開日|2023.05.03
更新日|2023.05.04
毎日、ヒマでしょうがない。平凡な生活の繰り返し。
何か刺激的で新しい体験がしたい…
そう思っているときに、「パパ活アプリのレポートを書いてみませんか」というお話をもらった。
私はいつも通り、「忖度ゼロのリアルなレポートなら良いですよ」と返事をした。
そして自分でパパ活をするよりも、妹のパパ活現場に乱入したほうが面白そうだな、と思い至ったので、
ヒマを持て余し、刺激に飢えた私はそれを実行することにした。
パパ活アプリをインストール
まず、今回のパパ活ごっこでは『Paddy』というアプリを使った。
まぁシンプルにこの会社からお話をもらったからなんだけど。
でも実は、私はホステス時代にこのアプリをインストールしていたことがある。
それもあって、今回のお話を受けたんだけどね。
どうして過去に使っていたかというと、こういうパパ活系のアプリで出会った年上の男性なら、
「女性にお金は払わせない、むしろ一緒に過ごした時間に応じて払うもの」
という価値観を持っているケースが多いから、普通に食事に行ったって割り勘をせがまれることもないし、
もしかしたら仲良くなった後でお店(当時働いていたクラブ)に来てもらうこともできるかもしれないと思ったから。(超よこしま)
とはいえ今回は、アラサーの私が年甲斐もなくパパ活をする話ではない。
「妹のパパ活に乱入する」というマジキチをやりたいのだ。
自分でパパ活をするだけなら、少し前に似たようなことをやって記事にしたし、読者もつまらないだろう…
という謎のプロ根性とサービス精神で、私は一手間も二手間もかかる姉妹でパパ活ルートを選ぶことにした。
こうして妹にアプリをインストールさせる。
しかし、ここからが大変だった。
「オトナ」を連呼する男性たち…パパ活アプリの表と裏
やはりパパ活系アプリには、初っ端から肉体関係を持ちかけてくる男性がたくさんいる。
うまく濁して答える妹
もちろん、多くの男性は「大人」が目的だろうし、ただ女と食事だけしてお金を払いたいという男性は少数派だと思うけど、
それでもやっぱり自分より一回り以上年上の顔も知らない男性が、しつこいほどに「大人の関係」を連呼してセックスを迫ってくるので、妹の心はすっかり荒んでしまった。
ちなみに、多くの男性は女性に顔写真の提出を求めるけれど、自分自身は写真を公開しない。
通常のマッチングアプリと違って、パパ活系のアプリでは男性が女性を選ぶ側だし、お金を払う前提があるので、パワーバランス的にそれでも成り立つのだ。
で、その状態で「大人の関係(=セックス)」を交渉してくる。
女性側の心理としては、
「いや、そんな顔も体型も口臭も雰囲気も何もかも分からない中年男性と、出会ってすぐにセックスできるかどうかなんて、いま判断できるわけないよ…」
と思ってしまうのだけど、男性側はそんなのお構い無し。
とにかく会ったその日にセックスができるかどうかの確約を事前に取りたがる。
そんなにセックスの確約が欲しいのなら、普通に風俗店に行けば良いのでは?って思うんだけど、ここには複雑な男心があるらしい。
「オレの実力で落とせた!」と思いたい男性たち
以前、店舗型のパパ活店に取材に行ったときの話。そのお店では、パパ活女性のタイプをA〜Eの5段階に分け、それを男性からも見えるプロフィールに掲載していた。
5つのタイプの概要は、
【A】一生食事デートだけ!
【B】初回は食事デート→2回目以降は大人の関係もアリ
【C】フィーリングが合えば初回から大人の関係もアリ
【D】大人の関係OK(確約)
【E】お金なんか要らない!パートナー(彼氏)が欲しい!
こんな感じ。
つまり、大人の関係がアリかどうかを最初から明記しておくことで、男性が効率的にパパ活女子を選べる仕様になっていた。
で、このラインナップなら、【D】大人の関係OK(確約) の女性が1番人気かと思ったんだけど、
実は1番人気なのは【C】フィーリングが合えば初回から大人の関係もアリ のタイプらしい。
つまり、男性って「この子は誰とでも寝る女じゃないのに、オレの実力で落とせた!」って思いたいんだろうね。
でもお金や労力をかけるのに結果(セックス)が得られないのは嫌だから、【A】や【B】ではなく、【C】を選ぶと。
今回のパパ活アプリもこれと同じ構造で、
男性たちは「確実にセックスできる風俗店に行くよりも、素人女性を自分の実力で落としたい」という心理でアプリを利用していて、でも結果が得られる確約もなくお金や労力を使うのは怖いから、「大人はアリですか?」という口約束を結びたがる。
これからアプリでパパ活をしたい女性は、大人の関係を絶対ムリです!と全否定するのではなく、あくまで「誰とでもできるわけじゃないから仲良くなってから考えたい」「会ったときのフィーリング次第」という焦らして期待を持たせるスタンスでパパを探すのがオススメ。
そうしないと、ほとんどの男性からはメッセージの返信が来なくなるし、パパを探すこと自体が難しくなると思ったほうがいい。
まぁこの辺は、多くの水商売と同じだよね。
パパ活は楽じゃない
世の中には、「パパ活とか、若い女はラクに稼げていいなぁ」と思ってる男性も多いだろうし、実際パパ活を推奨している様々な媒体では「ラクしてお金を稼いじゃおう☆」みたいなテンションで書かれているものもあるけど、現実はこうも泥臭いやり取りや、年上男性との心理的攻防戦の末に、メンタルをざりざりとすり減らした見返りとして、ようやく5千円とか1万円の報酬をもらえる。
それがパパ活なんだよ。
だから「私もラクして稼いじゃお〜☆」みたいな気持ちでパパ活アプリを始めても、肉体関係を持つ覚悟がなかったら、ほとんどの男性からは足切りされるし、短時間で簡単に大金を稼ぐのは難しいと思う。
これが、実際にパパ活アプリを使う男性ユーザー数十人とやり取りをした、女2人の感想。
ここで過剰にパパ活アプリを絶賛しても、絶対信ぴょう性がないと思うし、嘘の情報は書きたくないから、あえてこう書いておきたい。
でも一方で、パパ活アプリは使い方のコツさえ掴めば、タダ飯&お小遣い稼ぎのツールとして割と使えるな…と私は思ったので、
次の記事からは
・私と妹が体験したパパ活失敗談
・逆にアタリの男性と出会えたときのパパ活成功談
・妹のパパ活現場を隣の席から観察したシュールな体験
・妹のパパ活現場に乱入し、金持ちのおじさんと姉妹揃って酒を飲むというカオスな状況
などをレポートします。
忖度なく書いたから、パパ活業界の偉い人とかに怒られてしまうかもしれないけど、とりあえず私のリアルなパパ活アプリに対する最初の印象はこんな感じです。
Next:【暇なので妹のパパ活に乱入してみた②】「えっ、僕は恋愛目的だけど…」初めてのパパ活失敗談
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著者プロフィール
とうもろ こしき京大出身。在学中は祇園の高級クラブでホステスとして働いていた。
趣味は男女関係の観察・分析。仕事柄身についた対人テクニックを恋愛に応用する手法を書籍やSNSで発信している。
■ Twitter:@toumorokoshiki
■ note:https://note.com/club_monogoi
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