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私が22歳で彼が46歳のときでした
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
私と彼が出会ったのは、私が22歳で彼が46歳の時でした。
私はホテルのフロントで働いていて、彼はホテルに出入りしている業者の社長さんでした。
彼と出会うまでは、1歳年上の人、2歳年上の人とおつきあいをしていました。
年上と言っても、そんなに離れてない年の人とおつきあいはしてましたが、24歳も年上の人とおつきあいをするなんて考えたこともありませんでした。
彼は仕事でホテルによく出入りをしていて、来るたびにフロントに声をかけに来ました。
いつもお客様がみえない時間帯に来ては、おいしいパスタの店やケーキの店を教えてくれたり、接客の困り事の相談にのってくれました。
私はけっこうお酒が好きだったので、ある日、業者の社長さんたちが飲み会を開いてくれるということで、連れていってもらったところ、社長さんたちにすごく可愛がってもらえて、その日からゴルフや温泉や飲み会等、いろいろ誘ってもらえるようになりました。
ある日の飲み会で、ひどく悪酔いしてしまって歩くことも出来なくなってしまい、トイレで吐いて動けなくなっていたところ、心配して見に来てくれて、私を抱き上げそのままタクシーでホテルに連れていかれ、介抱してくれて、汚れた服も洗ってくれました。
酔いつぶれた女には手は出さないと、彼は椅子に座って寝ていました。
朝、目が覚めた時に、『実はけっこう前から好きでした。飲み会に行くたびに、誰かが手を出すんじゃないかと心配でどうしようもなかった。おつきあいをしてもらえませんか?』と言われ、紳士的な態度や心遣いがとてもかっこよく、今まで付き合った人には無かった、大人の男性を感じて、おつきあいを始めました。
恋愛中は、年の差は多少感じることはありましたが、私がやりたいこと、行きたいところ、なんでも聞いてくれて、温泉旅行に行ったり、スノボーに行ったり、いろいろ楽しかった。
スノボーに行ったときは、私がなかなか滑れなくて、斜面の端に座っていたときに、スキーの初心者がまっすぐ私の方に直滑降してきて、真正面からぶつかってしまい、コース脇の谷に滑り落ちてしまって、彼がレスキューの人と助けに来てくれました。
肩を脱臼し、肘の筋を捻挫し、腕をつって帰りました。
彼は、守れなくてゴメンと謝り続けてました。
温泉に行ったときは、父と娘に間違えられ、彼はずっとふてくされていました。
とても楽しかったし、好きだったと思います。
2年ほど付き合った頃から、なんとなく彼に対して気持ちのズレが生じてきて、仕事も転職しました。
事務職について、職場や現場の同じ年くらいの人と仲良くなると、彼とは合わない話が盛り上がれたり、気持ちを理解してくれたり、遊び方も気を使わずに遊べたりと、無理や背伸びや我慢をしなくてもいいという、ちょっとずつ心に貯まった何かに気づき始め、それがだんだんストレスになり、体調を崩してしまいました。
そんなときに、彼から『結婚して家にいてほしい』と言われましたが、しばらく考えさせてと答え、距離をおきました。
新しい職場で、男の人は、20代前半ではまだ出てこなかった落ち着きや気遣いが、20代後半になると出て来て、大人の男性に近づき、私が求めた大人の男性という魅力を持った人がまわりにいっぱいいることに気づきました。
新しい職場の2歳年上の男性がいつも助けてくれて、彼といるときに感じた気持ちのズレやストレスを感じることなく、素直な自分でいれることにもきづいてしまい、もうこれ以上、彼とつきあっていくのは無理だと思い、結婚を断り、わかれました。
しばらくの間は、電話やメールが来ましたが、完全に気持ちが冷めてしまい、電話もメールもしないでほしいとお願いして、完全にさよならしました。
その後、2ヶ月くらいで、新しい彼女が出来てラブラブらしいよと噂に聞きました。
私も職場の2歳年上の彼に、結婚を前提でおつきあいを申し込まれ、おつきあいを始めました。
年の差は、始めは気にならなかったけれど、一緒に過ごすうちに、心に積もってくる何かに耐えれなくなりました。それが何かははっきりはわからないですが、正直、最後の方は、表情一つさえ心にひっかかるようになっていました。
受けとめる受け入れるのも愛ですが、それが我慢するになった瞬間、ズレは生じます。
愛し続けれる自信が、不安定になったら、1度離れて周りを見回してみるのも、自分の本心を確かめれる手段かもしれません。
引用元:若い女性と付き合いたい
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