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スマホもない時代のデート。
ヒトミ 女性
公開日｜2022.11.27
更新日｜2022.11.27
私の過去一幸せだった恋愛を語らせてもらいます。
かれこれ30年前の話で、私が18歳の頃、就職先が、ガソリンスタンドの店員でした。
そこで、セダン車に乗っている男性が毎週、ガソリンと洗車に、私の勤めている店にきていました。
そこで、たわいもない会話をしたりしていたのですが、ある日、遊びに行こ！って誘われたのです。
いわゆるナンパです。
私も、別に彼氏がいたわけでもないので、気軽にOKしました。
仕事が休みの土曜日に、遊びに行くことになったのですが、その時代、スマホなどもなく、ポケベルの時代です。
今では分からない人の方が多いと思います。
連絡する手段が、家電しかない時代です。
お互い、家の電話も知らないので、遊びに行くとなると、その場の口約束だけでした。
遊びに行く当日、私は寝坊してしまい、約束の時間を完全に過ぎてしまってました。
連絡とる手段もなく、待ち合わせの場所に行くと、そこにずっと待っていてくれたのです。
2時間も遅刻です。
平謝りする私に、笑顔で、寝てたから大丈夫っと、多分嘘だと思うのですが、そうやって笑ってくれました。
そこから、何度も遊びに行き、恋愛感情はお互いあるものの、なかなか告白してくれないのです。
待ってても、ラチがあかないと思った私は、自ら、付き合うの？どうするの？と言ってしまったのです。
もちろん、それまでは、キスも手も握らない関係です。
彼は脅された。と笑って、私にキスをしました。
もちろん、答えはYESなのですが、私は彼から好きを言わせたくて、言う言葉はないの？と彼に問いただしました。彼は、一言、好きじゃないよ。もう愛してるから。と言ってくれたのです。
若い頃の恋愛で、過去一最高な恋愛でした。
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