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七夕の日に承諾を得る
ぼると 男性
公開日|2022.05.10
更新日|2022.05.10
27歳の春に彼女と出会いました。
尊敬する先輩の紹介でした。
蒲田駅のそばの喫茶店で、彼女に会いました。
先輩はお互いを紹介して、すぐにその場を立ち去ってしまいました。
彼女は一見おとなしそうですが、話題のツボがはまると、よくお話をしてくれました。
僕は女性経験があまりないので、舞い上がってしまい、一目で気に入ってしまいました。
いろんな話を重ねた後、喫茶店の前で別れました。
その後、先輩の波状攻撃が始りました。
会社によく電話が来て、彼女とちゃんと付き合って、また会いなさいとか指導してくるのです。
僕は気に入ってましたから、言われた通りに実行しました。
最初は彼女は全く私に関心がないようでしたが、手紙を毎日書き始めてから、だんだんと好意を持つようになったようです。
何回かデートを重ねると、お互いの気持ちを日記にして交換しようということになりました。
その日記を交換しているうちに、相手の性格や心情をどんどん理解できるようになったのです。
3ヶ月もすると、二人とも常に会いたいという気持ちが強くなりました。
それで7月に入ったある日、僕は思い切ってプロポーズしました。
「僕にとって、君がいない世界など考えられない。どうかいつも一緒に人生を歩めるように、結婚してくれませんか」と言ったのです。
それから数日後の七夕の日、彼女から承諾の電話が入った時、飛び上がって喜んだ日は、今でも忘れられることができません。
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