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初めての彼女との5年間付き合った苦くて甘い思い出
よし兄 男性
公開日|2022.11.01
更新日|2022.11.01
自分は中学二年の夏から高校を卒業するまでの期間、同じ異性とお付き合いをしていました。
恋愛なんて何も分からない状態から始まっていたので全てが新鮮で彼女が出来てからは毎日が楽しく過ごせました。
中学の頃は非常にプラトニックな関係であり、友達と遊ぶに近い状態でしたが高校に進学する頃くらいからキスをしたり、体に触れたりと本格的な恋愛に発展していきました。
趣味嗜好が近く、食事の好みも似ていたので一緒に過ごしていて苦にならず、彼女は底抜けに明るい性格だったので二人でいる時は常に笑顔でいられました。
大人になった今ではとてもじゃないけれど出来ない程に純粋な恋愛が当時は出来ていたと思います。
彼女とは家が近かったので夏休みになると半同棲な暮らしになっていました。
朝起きてご飯を食べ、一緒にゲームをしたり動画を見たり、時にはお出かけをしたり。
日が落ちてくると夏休みの課題をやって、深夜まで二人でまた遊ぶ。
恋人ではありましたが兄妹と居る感覚に近く、けれどもやることはしっかり出来る関係はかなり理想ではありました。
へんに異性を意識して気を遣ったりもしていなく、寝る時は部屋に布団を敷いて雑魚寝。
熱さの厳しい時には下着姿で居ても気にならない自然さが凄くラクでした。
楽しいだけが恋愛じゃないとは言いますが当時の恋愛は終始楽しく、辛い事すらも彼女が横で笑っているだけで乗り越えられました。
そんな彼女とは大学への進学を切っ掛けに別れました。
彼女は海外の大学へ進学するとの事で恋人を続けるのが困難になったからです。
彼女と別れてから何度か恋愛も経験していますが、あれほど楽しく、気楽で居られた恋愛は二度と出来ない気がします。
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