楽しかったはずの彼女との同棲期間、いつの間にか「別れたい」と感じてしまうことが増えた…ということはないでしょうか?

一時的な迷いならよいのですが、やはり別れたい思いのほうが強くなる人もいますよね。


同棲中は、別居しているカップルに比べて別れの要求を伝えづらいケースがとても多いようです。
また、別れる際に注意したいこともあります。


同棲中の彼女と別れるときの流れや注意点を解説していきますね。

目次

別れたくなる原因


そもそもなぜ、同棲生活中に別れたくなってしまうのでしょうか。


よくあるパターンをご紹介します。


思っていた性格ではなく気持ちが変わった

朝から夜まで長い時間生活を共にすると、外で時間を決めてデートなどをしていた頃と違い、彼女の様々な面が見えてきます。


常に相手に気を遣う生活も疲れますから、彼女はだんだん素の自分を見せるようになっていたはずです。

もちろんあなたもそうですよね。


その中で「こんな人だと思っていなかったのに」という悪い意味でのギャップが多いと、気持ちが冷めていく原因となります。



価値観(金銭関係、生活習慣)の違い

そもそも、別の家庭で育ってきた他人同士が一緒に住むと、生活習慣の違いが多くあるのは自然なことです。


妥協できることならいいのですが、どうしても受け入れがたい習慣があるケースも多いです。


また、衣食住を共にすると、現実的なお金の話は避けて通れません。


お互いの金銭感覚に差がありすぎると、日々の生活の中で不満が募ってしまうのです。



一緒にいて楽しさよりストレスが多い

同棲開始当時は幸せだったはずなのに、こうした問題やマンネリ感などで、一緒にいる時間を苦痛に感じることが増えてきます。


家に帰るのが辛くなったり、彼女の顔を見てときめきや安心感を感じなくなったりすることが続いたら、同棲や交際を続けるのは難しいかもしれません。



どう伝えるのがスムーズか

彼女と別れるとなると、同棲解消は避けられません。


ただでさえ辛い破局に加え、同棲をやめるためにはたくさんのやるべき事が待っています。
それをあなたから言い出すのは、決して簡単なことではありません。


ただ、黙って荷物をまとめて出て行くことは、綺麗なケジメの付け方ではありませんね。


少しでも彼女を傷つけずに、スムーズに伝える気遣いが必要です。

どのように伝えたらいいのか、流れや方法をご紹介します。


別れの覚悟は決まっているか考えて

彼女に別れを告げる前に、本当に別れを選ぶしか無いのかよく考え直してください。


ただのマンネリや喧嘩の勢いではないでしょうか?

そして、同棲までする仲だった相手に振られるということは、彼女にとっていろいろな面でダメージを与えることは分かっています。


別れる、やっぱりやめるであなたが揺らいでいてはいけません。


覚悟をもって別れを告げることができるのか、しっかり考えましょう。
  


別れたい気持ちを素直に伝える

別れたいという気持ちが変わらなければ、一度時間を取って素直にその気持ちを伝えるのがいいでしょう。


微妙な状態のままで同棲を続けることは、お互いにとってデメリットの方が多いことがほとんどです。


気をつけたいのは、彼女の方が悪かったと批判ばかりになってはいけないという点です。

出来る限り円満に別れたい場合は、自分の方が悪者になることも必要です。


「自分の器が小さかった」「ここが至らなかった」などの言葉で、彼女に「自分が駄目だから振られた」という気持ちが生まれにくくなります。


どうしても彼女を傷つけることは避けられません。

彼女の言い分や、怒りや涙なども、すべて受け入れる覚悟で伝えましょう。



気持ちを伝えたあとにお金や住まいの話へ

別れ自体に納得してもらえれば、今後の動きについて話を進めていくことになります。


家具はどうするのか、いつ引っ越すのか、お互いにお金の貸し借りはなかったかなど、現実的な話をしていきましょう。


同棲と交際を解消する際に一番面倒な部分かもしれませんが、後腐れがないようにしっかりと話しておく必要があります。



自分が出ていくのであれば準備は進めておく

別れが決まった後に長く一緒に住み続けると、気持ちの整理がつきづらい原因になってしまいます。


別れを想定した場合に自分が出ていく可能性が高いなと思っていたら、前もって準備を進めておきましょう。


実家に帰る、いったんホテルに泊まる、すぐに引っ越すなど選択肢はさまざまですが、彼女のためにもスムーズに出ていける環境がベストです。



お金は必ずかかるので準備しておく

彼女が出て行く場合でも、引っ越しや、家具の処分・折半など、そういったことに使うお金はあなたも負担する必要があります。


自分が出て行く場合にももちろんお金はかかりますよね。

彼女の負担のほうが大きくなるのは絶対に避けたいところです。


別れの可能性が出てきたら、少しでも動きやすいようにお金はしっかり準備しておきましょう。



別れのときに注意したいこと


次に別れのときに注意したいことを解説します。


お金の精算は完全に済ませる

先ほども少し述べましたが、お金のわだかまりは決して残らないようにしておきましょう。


これまでの生活費や家賃に不満はなくお互いに納得していたのか確認することも必要です。

場合によってはあなたが想像していた金額より多く負担することもあるかもしれませんが、彼女の負担を減らすために、受け入れた方が無難です。


今の家の電気代・ネット料金などがどちらかの口座払いになっている場合は、解約や口座変更を忘れないでくださいね。


時間が経ってからお金のやり取りで連絡を取る必要が出ると、きっぱり距離を置くことは難しくなります。


お金の話はお互いの納得の上でしっかり終わらせておきましょう。


部屋の名義人、引っ越しなどについて明確にする

今の部屋は、どちらが名義人になっているでしょうか?


部屋を借りた当時、出ていく側が名義人になっていた場合は特に注意が必要です。

名義の変更は可能かどうか、不動産などに早めに確認しましょう。


引っ越しも、家具・家財の梱包や不用品の処理など、かなりの手間を要します。


出ていく方にまかせきりにするのではなく、二人で金額や日にちなどを確認しながら進めましょう。


転送手続きをする

あなたの方が引っ越す場合には郵便物の転送の手続きも必要です。


郵便局に行かなくてもサイトで手続きもできますので、引っ越す予定が決まったら早めに取り掛かっておきましょう。


今の家に彼女が残るのであれば、あなた宛の荷物が届くことで精神的にも負担を与えてしまいます。


荷物のやり取りの連絡や、手間をかける必要が出てこないように、忘れずに済ませておきたい手続きです。

まとめ

同棲中の彼女とできるだけ滞りなく別れるためこは、誠実に話し合って、同棲解消への流れを決めていく必要があります。


やるべきことが多く、そのほとんどがお金も手間もかかることですが、投げ出したり彼女に押し付けたりせずに取り組む必要があります。


以前は大好きで一緒に住んでいた相手と離れるのですから、別れを告げたほうのあなたもしばらく寂しさや喪失感を感じてしまうでしょう。

それは時間がたつまで解消できない、仕方のないことかもしれません。


楽しかった時期まで悪い思い出になってしまわないよう、お互いに言いたいことや感謝の気持ちを伝えられたらベストですね。


つらいことは承知で、覚悟をもって決めた別れです。


新しい生活に希望をもって、前を見て進んでくださいね。