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事実は小説より奇なり
のじ 男性
公開日|2022.12.18
更新日|2022.12.18
私が大学2年生の頃のお話です。
当時私はネットゲームにハマっており、その頃に出会った人と、初めは会うつもりはなかったのですが、毎年させていただいている、お城の夏祭りのアルバイトの話をしたところ、なんとその方も同じ地域に住んでおり、1つ年上の女性でした。
普段から誘っていた、中学からの親友と一緒に、そのアルバイトに参加してくれることとなり、そこで初めて現実で会いました。
お城の夏祭りは10日間あり、毎日毎日5時間程度でしたが、一緒に働くことができました。
最終日までは特にこれといった進展もなく、無事?に10日間のアルバイトが終わってしまうと思ったのですが、最終日に私と彼女は少し上がるのが遅れてしまい、正門が閉まってしまい、とても遠い裏門から帰らなくてはいけなく、なんとか他に帰る道はないかと塀の上を伝って帰るという、当時の若気の至りでしか出来ないような事をした時のことです。
彼女はなんとふらついて2メートルくらいの塀から落ちそうになってしまい、私は慌てて受け止めて、結構な怪我をしてしまいました。
普段から奥手な私は、初めてその時に彼女に触れました。
今考えると、初めから素直に触れ合えば良かったな、と思います(笑)
その日、帰った後からネットゲームでよそよそしくされるようになってしまい、連絡があまりとれなくなりました。
色々まずかったかなと思っていましたが、思い当たる節がありすぎて、実際会ってしまったし、自分はかっこいい部類の顔でもなく、背も高くなく、大人の対応でアルバイトを受けたからには10日間してくれたんだなと思っていましたが、どうも彼女はずっと悩んで悩んで、怪我もさせてしまったし、好みの見た目ではないし奥手だけど、大切な時にはちゃんと助けてくれた事で、私との関係性を終わらせようと思ったようですが、結末が決まらなくしばらく間を空けたかったようで私と関わらないようにしていたようです。
その後、しばらく経った後にお付き合いしてもらえることになり、私にはもったいないくらい可愛い子だったのですが、就職を機に別れてしまいました。
そして数年経った時です、取引先に彼女が居たのです!
私はまた会えると思ってはいなかったので、胸中複雑な気持ちでしたが、出会えただけでも嬉しく、その事をきっかけにちょいちょい飲みに行く間柄には戻りました。
その後どうなったかはご想像にお任せしますが、こんなドラマみたいな事が実際にあるんだなと思いました
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