女性経験皆無の僕が思わぬ出会いをしてしまった時の話

リュスケ

公開日｜2022.12.25

更新日｜2022.12.25

20代後半まで全く女性との交際経験も無い上に自分に自信もなかったのでこのまま女性との縁を持てずに一生を過ごすのだろうと思い悩んでいた時期がありましたが、お酒が好きでよく行くBerで知り合い交際に至った時の体験談を語っていきたいと思います。

その日も行きつけのBerでお酒を嗜みながらマスターと雑談をしていたところ新規のお客さんそれも女性が一人で入ってきて、思わず入口側を見ると見た感じ自分より少し歳下と思われる20代半ば位でパッチリとした瞳が特徴的な顔立ちの整った綺麗と、可愛いがあわさったような女性でした。

何のつもりか分からないけれどマスターも私が座っていたカウンター席の隣に案内してきたので、女性経験皆無の僕は緊張してしまいました。

マスターと女性の会話を聞く限りこれまで会った事はありませんでしたがその女性も時々お店に顔を出すようで同じ常連として仲良くしてやって下さいみたいな事を言われたのを覚えていますが、仲良くしようにも女性のとどういう風に接したら良いのか分からずとにかくどうやり過ごすかばかり考えていました。

それから女性とマスター二人で会話をしていましたが、暫くするとあろうことか女性の方から僕に話を振ってきていよいよ逃げ出したくなりました。

ですが話をしてみるとお酒の話や共通の趣味であったスノボーの話で盛り上がりこれまで苦手意識をもっていた女性とも案外自然と話しを出来る自分に少し驚きました。

結局閉店の時間までカウンターで二人で飲みあかし連絡先を聞きたいと思いましたが流石に引かれるだろうなといつもの逃げ癖が出てその日はそのまま別れる事になりました。

後日またお店に行くとマスターから先日の女の子から渡しておいてと頼まれたメモ紙を手渡されました。

それには女性らしい可愛い文字でLineのIDらしき文字の羅列が記されていました。

なんとか勇気を振り絞り友達登録を済ませメッセージを送ると直ぐに返ってきて「良ければまたあのお店で一緒に飲みませんか？」と返ってきました。

いまお店に居るよと伝えると「もう少ししたら行くから絶対に待ってて下さい」と返信がきました。

その後はなんだかんだでマスターの助けなどもあり交際するに至り初めての交際相手ではありましたが子どもを授かり結婚する事となりました。

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